F速

  • 会員登録
  • ログイン

初日午後のフリー走行で、バトンが2番手タイム

2004年5月29日

 Hondaが初めてF1に参戦したのは1964年のニュルブルクリンク。F1参戦40周年という記念すべきGPとなるヨーロッパGPの、初日午後に行なわれた2回目フリー走行で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが2番手タイムと好調なスタートを切った。佐藤琢磨は10番手。第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンは、午前中のセッションでトップタイムを記録。午後のセッションでは、7番手のタイムだった。
 モナコGPからの2連戦となった、今年のヨーロッパGP。昨年より1ヶ月早い開催ということもあって、初日午前中のフリー走行が始まった時点で、気温は14℃しかない。路面の汚れもひどいため、グリップレベルは低い。そのせいか、このセッションでは、F・アロンソ(ルノー)や、K・ライコネン(マクラーレン)、M・シューマッハ(フェラーリ)らが次々とスピン、コースアウトを喫していた。それでもセッション中盤の時点で、フェラーリの2台、そして3番手につけたB・A・R Honda第3ドライバーのデビッドソンまでが、早くも昨年のポールタイムを1秒以上縮めている。そしてセッション終了2分前、そのデビッドソンが、午前中のトップタイムとなる1分29秒447のベストタイムを出し、チームは順調なスタートを切った。周回数を抑えたバトンと佐藤は、それぞれ10、14番手だった。
 午後になって、気温は16℃とやや暖かくなった。しかし風は相変わらず冷たく、いったん34℃まで上がった路面温度は、セッション中盤には30℃に下がってしまった。そんなコンディションの変化もあって、各マシンはグリップ不足に苦しんでいるようだ。午前中に続いてコースオフやスピンが続出するが、それでも上位から中団グループにかけて、タイムが揃って来た。終了15分前の時点で、トップのR・バリチェロ(フェラーリ)から13番手のR・ゾンタ(トヨタ)までの差が、ほぼ1秒以内。明日の予選も、かなりの接近戦になることが予想される。
 バトンは初日午後のセッション終了7分前に、1分29秒618の自己ベストを出し、トップのライコネンとコンマ26秒差の2番手で初日を終えた。佐藤はトップからコンマ9秒遅れながら、10番手。デビッドソンは、タイヤの比較テストなどで32周と多くの周回を重ね、ベストタイムは7番手だった。


ジェンソン・バトン
「3台のマシンから沢山のデータを収集でき、とても良い初日になったよ。1日を通して路面のグリップが低く、マシンをまとめるのが大変だった。特に今朝はグリップ不足で苦労したし、午後になればもう少し良くなると思っていたんだけど、そうもならなかった。おそらく、気温がとても低く、風も吹いていたからだと思うよ。アンソニーがロングランで良い仕事をしてくれたけれど、この点については、まだ課題が残っているね。まだ金曜日の段階だし、今日の結果がチーム自体の進歩なのか、燃料搭載量の違いから来るものなのか、よく分からないね。まだやることは残っているけれど、ここでも高い競争力を持てると思う。モナコの後ってこともあるし、追い越しのチャンスのあるコースでのレ-スは楽しみだよ」

アンソニー・デビッドソン
「今日の出来にはとても満足している。ここも僕にとって全く初めてのサーキットの一つだったので、コースに慣れるための練習走行とも言える1回目のセッションの終わりに、ラップレコードを更新することが出来たことは、とても嬉しかった。ここは低速、中速、高速のそれぞれのコーナーが揃っていて、とても面白いんだ。6戦が終わったところで、ジェンソン、琢磨やエンジニア達と、チームの一員として仕事をすることにも慣れてきた。大事な仕事を任されていることもすごく嬉しい。今回も、順調なスタートを切ることが出来たので、今週末のレースもまたエキサイティングなものになると思うよ」

佐藤琢磨
「今日は、満足の行くマシン・バランスを見つけるまでに少してこずったから、明日に向けてセットアップを更に煮詰めることに集中します。特に問題はなさそうなので、3台のマシンから得たタイヤに関するデータをベースに作業を進めることになると思います。終日グリップ不足に悩まされたので、明日はコースコンディションが良くなってくれると良いですね。今回は良いところに行ける感じがしていますよ」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「今日はバタバタと忙しい一日でした。アンソニーはいつものようにしっかりと仕事をしてくれ、沢山のデータを集めてくれましたので、これから分析に入ります。ジェンソンも琢磨も、日曜日の決勝に向けて、順調なスタートと言えるでしょう」


レース

3/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
3/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ72
2位ジョージ・ラッセル63
3位シャルル・ルクレール49
4位ルイス・ハミルトン41
5位ランド・ノリス25
6位オスカー・ピアストリ21
7位オリバー・ベアマン17
8位ピエール・ガスリー15
9位マックス・フェルスタッペン12
10位リアム・ローソン10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム135
2位スクーデリア・フェラーリHP90
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム46
4位TGRハースF1チーム18
5位BWTアルピーヌF1チーム16
6位オラクル・レッドブル・レーシング16
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム14
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第3戦日本GP 3/29
第4戦マイアミGP 5/3
第5戦カナダGP 5/24
第6戦モナコGP 6/7
第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 6/14
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号