角田裕毅が10位「今回ばかりは雨を歓迎。ドライなら入賞は難しかった」チームはアップデートへの注力を誓う/F1第12戦
2024年7月8日
2024年F1イギリスGP決勝で、RBの角田裕毅は13番グリッドから10位入賞を果たした。
スタート直後に11番手に上がり、27周目に路面コンディションの変化によりミディアムタイヤからインターミディエイトに交換。セカンドスティントを10番手からスタートし、9番手まで上がったところで38周目にソフトタイヤに履き替え、9番手のまま最終スティントを開始した。
45周目にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)に抜かれて10番手に落ちたが、最後まで入賞圏内にとどまり、貴重な1点を獲得した。角田がポイントを獲得したのは、第8戦モナコ以来のことだった。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは一日を振り返り、次のように語った。
「今日は天候の影響を大きく受けたものの、全体的には、適切なタイミングで適切な判断を下せたと思う。それがポイント獲得に大きく貢献した」
「裕毅は今日、力強いレースをし、序盤に何度かオーバーテイクを成功させ、前のグループについていけるだけのペースを発揮した」
「全体的なパフォーマンスについては、中団は非常に接戦であるため、パッケージを前進させ、ポイント獲得の最大のチャンスを得るために、マシンにエアロアップデートを投入することに引き続き焦点を当てていく」
チーム代表ローレン・メキースは、「裕毅とチームは、変化する難しいコンディションにおいて力強いレースをし、その仕事にふさわしいポイントをつかんだ」と述べた。
「これまで以上に開発レースが激しくなっている。ファエンツァとビスターのファクトリーの全員が、我々のマシンに極めて必要なパフォーマンスのさらなる向上のために全力を尽くしている」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=10位(52周/52周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→インターミディエイト→ソフト
良いレースでしたが、タフなレースでもありました。フリープラクティスでのペースから考えて、ドライコンディションならポイントを獲得するのは難しいと分かっていました。ウエットコンディションだったことが、前のグループとのギャップを小さく保つのに役立ったと思います。
通常、これまでのレースでは、僕は雨を歓迎することはありませんでしたが、今日は雨が僕たちの助けになったと思います。1ポイントを獲得できたので、この結果を受け入れます。
今は、今後に目を向けて前に進みます。この数週間で学んだことを、サマーブレイク前の2戦に生かすことを楽しみにしています。ハンガリーは高速と低速が混在しているので、自分たちの強みを生かして、トップ10内で戦いたいですね。
(autosport web)
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2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

