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フェルスタッペン「全開で戦うのが僕たちのスタイル」ノリスと和解。友人関係の維持は可能だと語る/F1インタビュー

2024年7月7日

 2024年F1第12戦イギリスGP開幕前日、レッドブルのモーターホームである『ホルツハウス』には、大勢のメディアが集結していた。前戦オーストリアGPでランド・ノリス(マクラーレン)と接触事故を起こしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がオーストリアGP後、初の記者会見を行うことになっていたからだ。今回は約10分間にも及んだその会見でのフェルスタッペンの主な発言をまとめてみた。


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──あなたとランドの間に起きた出来事は、大げさな話になってしまったと思いますか? それとも、あなたたちは友人だから、緊張を和らげるのはほかの人たちよりも簡単ですか?


マックス・フェルスタッペン(以下、フェルスタッペン):ほかのドライバーはどうか知らないけど、僕にとって唯一気がかりだったのは、ランドとの関係を維持することだった。レースが終わった後、彼は感情が高ぶっていたから、いったん冷静になって話すことが大切だと思っていた。だから、月曜日にすぐに話をした。そして、僕たちのバトルは本当に楽しかったという結論に達した。僕たちふたりにとって、あのアクシデントはとても小さな接触だった。僕たちは激しいレースをするのが好きで、F1だけでなくオンラインレースでも何年もそうしてきた。だから、これからも僕たちはバトルを繰り広げる。そしてそれはF1にとっても素晴らしいことだと思う。


──接触は予想していたが、パンクは予想していなかったのですか?


フェルスタッペン:いやいや。もちろん、誰かとクラッシュしたくないし、接触することも予想していなかった。

タイヤがパンクしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第11戦オーストリアGP ランド・ノリス(マクラーレン)と接触し、タイヤがパンクしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


──レース後、あなたはかなり厳しく自己弁護しましたね?


フェルスタッペン:僕はただ、落ち着いて、少し冷静になるべきだと言っただけだ。つまり、映像を見ようと。ランドに対してもそうした。僕が気にかけているのはそれだけだ。他の誰かが何を言おうと、それは僕には関係ない。もちろん、誰もが自分の意見を持つことができる。でも、僕にはそれはどうでもよくて、物事の関係性しか見ない。ランドとの関係性においてそうだ。


──ドライバーズブリーフィングでこのことが取り上げられると思いますか?


フェルスタッペン:多くのドライバーはミーティングにあまり長くいたくないからね。どうなるのか、見てみよう。


──ペナルティについては?


フェルスタッペン:その話を持ち出す必要はない。だって、過去にはブレーキング中にほかのクルマと接触したり、もっとひどいことがあったからね。だから当然、10秒のペナルティには賛成できない。でも、僕にとって、あの週末で最も重要だったのは、ランドとの関係だけだから、それはどうでもいい。


──その後、ランドはいくつかの発言を後悔していると言っていました。あなた方ふたりが戦いのさまざまな側面について微妙に異なる意見を持っていることは、今でも明らかです。そのことについては、どんな形であれ、少しでも長く話し合ったのでしょうか?


フェルスタッペン:僕たちは99%のことに同意した。そして、僕はランドに言っていたんだ。インサイドやアウトサイドからオーバーテイクを狙うときは、僕を信頼してほしい、僕は君をクラッシュさせるためにレースしているんじゃないからねってね。人間だから、どうしても飛び込まれたら、反応はする。でも、それは故意じゃない。僕たちはロボットじゃないんだから、毎ラップ同じことをするようにプログラムされているわけじゃない。ルールのギリギリのところまでいけば、どうしてもそうなる。それにしても、あのぐらいの接触で、あんなに早くタイヤがリムから外れるなんて知らなかったよ(笑)。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第12戦イギリスGP 記者からの質問に答えるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)


──F1ドライバーのなかでこのような友情関係は珍しいと思います。あなたにとってランドはどれほど特別な関係なのでしょうか?


フェルスタッペン:そうだね、ランドとは本当に仲がいい。今年は当然優勝争いをするだろうから、これからもバトルは続くと思うけど、コース外での友情が台無しになるようなことは望んでいない。


──レースの世界で友人であり続けることは可能なのでしょうか?


フェルスタッペン:可能だと思う。


──セナとプロスト、シューマッハーとヒルはそうならなかったのに……。


フェルスタッペン:性格にも関係があると思う。もちろん、ランドは素晴らしい男だ。彼は本当にいいヤツで、F1を愛し、もちろんレースを愛している。そう、彼はとても情熱的なんだ。当然、レース後もね。彼は2勝目を目指して戦っていて、僕は62勝目がかかっていた。僕自身、F1で初優勝を目指して戦っていたときはまさに彼のようだった。でも、それでいいんだ。だから少し冷静になって、また明日話そう、と言っているんだ。


──何人かのドライバーは、レースルールをもう少し明確にする必要があるのではないかと言っていました。あなたはどう思いますか?


フェルスタッペン:僕は、ルールはすでに多すぎると思っている。だから、これからまた何かを追加したら、より複雑になるだけだと思う。10年前、15年前からいまに至るまで、ルールブックは増え続けている。それもまた、僕たちが生きている世界なんだけどね。


──次回、あなたたちがレースを戦うとき、アプローチの仕方は変わると思いますか?


フェルスタッペン:フラットアウトで戦う。それが僕たちの合意事項だし、僕たちのスタイル。それがF1にとってもいいことだと思う。


──あなたは何も変わらない?


フェルスタッペン:ああ、そうだ。みんなそれを知っているだろ(笑)。ランドもそうだ。僕もそれを期待している。



(autosport web)


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