移籍先が確定しないサインツ「今はストレスが大きいが、5年後に後悔しないよう、できるだけ時間をかけて決める」
2024年7月15日
ドライバー市場の動きが本格化するなか、多くのドライバーたちが、カルロス・サインツの決断を待っている。依然としてフェラーリからの移籍先を決めていないサインツは、今シーズン末までフェラーリですべき仕事に取り組みつつ、2025年以降に向けて最善である移籍先を探さなければならず、現在、難しい状況にあると認めた。その重要なふたつの仕事に時間を分けて使わなければならないからだ。
サインツは、「月曜日から木曜日まで、サーキットに到着する前にたくさんの電話がある。電話に多くの時間を費やし、マネジメントチームだけではなく交渉中のチームともミーティングをし、状況を理解し、全体像を把握しようと努めている」と説明した。
「おそらくかなりのストレスがあるし、時間も費やされている。完全に切り離して充電できるようになる代わりに、僕たちの心は今もどこか別のところにある。将来について考え、それがどうなるかを考えているから、理想的な状況ではない」
しかしサインツは、コースに出た瞬間にSF-24からすべてを引き出す能力を高いレベルで発揮していると断言した。
「木曜日に到着し、エンジニアリングミーティングに参加すると、すぐにパフォーマンスを発揮できると感じるし、ヘルメットを被った途端に100パーセントでマシンに乗れる気持ちになる。(3位表彰台を獲得した)オーストリアの週末は、僕が非常に高いレベルにあり、F1で最高のシーズンという状況でパフォーマンスを発揮していることを証明したと思う」
一方でサインツは、来季の契約が確定している方が、良いパフォーマンスを発揮しやすいということも認めている。
「いつも言っているように、偽善者になるつもりはない。今の僕の状況よりも、安定した契約状況がある方がパフォーマンスが高くなると信じている。いつも言っているように、そのことを否定するつもりはない」
まだ2025年以降の移籍先を決めていないサインツは、自身のキャリアの結果は「少しの推測、少しの運、そしてF1で何が起こっているのかを自分自身で学ぼうとする」ことにかかっているという。
「短期的に、たとえば今後数戦、あるいは来年のことだけでどう動くかを判断してはならない。ドライバーの動きは、常に時間の観点から見て、批判したり、分析したりする必要があると思う。『これが5年後のカルロスにとって正しい動きなのか、そうでないのか』ということだ。だからこそ、このような重要な決定を下すために、僕はできる限りの時間を取るつもりだ」
結論として、サインツは自分の次の動きについて、「僕の人生の今後数年間の結果に関わるので、自分に時間を与えるのが正しいことだと思う」という考えを強調した。
(GrandPrix.com)
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1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
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9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

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第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |

