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「僕を信じてバトルをしていい」接触で友情を失いたくないフェルスタッペンが関係修復に動く。ノリスは態度を軟化
2024年7月5日
F1オーストリアGP決勝で接触したマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスは、イギリスGPまでの短い期間に何度か話をして、良好な関係を維持することに成功したようだ。イギリスGP前の木曜日にふたりはメディアに対して語るなかで、前戦のクラッシュにより友情が損なわれてはおらず、クラッシュするまでは激しいが良いバトルをしていたと考えており、今後もコース上でハードに戦い続けるつもりであることを強調した。
オーストリアGP決勝終盤、首位を走るフェルスタッペンと彼を抜こうとしたノリスが接触。ノリスはリタイアし、フェルスタッペンは5位に落ち、10秒のペナルティも受けた。ノリスはレース直後、フェルスタッペンを強く非難していた。
シルバーストンでメディアに対して話をしたフェルスタッペンは、自分にとって、ノリスとの友情を維持することが優先事項だったと語った。「僕が気にしていた唯一のことは、ランドとの関係を維持することだった。僕たちは素晴らしい友人同士だからだ」とフェルスタッペンは語った。
「だからこそ、レース後に僕は、『今は感情が高まっているから、物事を落ち着かせる必要がある』と言ったんだ」
「月曜日にすぐに話をした。そして僕たちは、バトルをとても楽しんでいたという結論に達した。あのインシデントを振り返ると、小さな接触だったが、とても馬鹿げたもので、それがふたりのレースに大きな影響を及ぼした。ランドの方が、パンクの状況によって、僕よりも大きな影響を受けた」
「でも僕たちはハードにレースをするのが好きだ。それを何年もやってきた。F1だけでなく、オンラインレースでも、一緒に楽しい時間を過ごしてきた。こういうことは続けなければならない。自分たちが好きなことなのだし、F1にとっても素晴らしいことだと思うからね」
オーストリアのインシデントについて、今ではふたりは同じ見解を持っているのかという質問に対し、フェルスタッペンは「全体の99パーセントに関して意見が一致した。それだけでも大きなことだ」と答えた。
「当然、僕はランドに対してこう言った。『君が僕を追い越そうとして、イン側あるいはアウト側に行くとしよう。その時の僕は、君に衝突して弾き出そうとしてそこにいるのではない。そう信頼してくれていい』とね。逆の立場でも同じだ。それについても話をした。当然、誰かがイン側やアウト側から飛び込んで来たら、人としてはそれに何らかの反応をするものだ。でも、僕がしたことのなかで極端なことは何ひとつなかったと思っている」
一方ノリスは、オーストリアのレース直後よりはるかに落ち着いた様子で、いくつかの自分の発言を撤回した。
「マックスは謝る必要はなかった。レース後に僕がインタビューゾーンで話したことのいくつかは、どちらかといえば、その時いらいらしていたために出てしまった言葉だった。アドレナリンが大量に出ていて、感情的になっていたんだ。そのために、必ずしも自分で信じてもいないことを言ってしまったかもしれない」
クラッシュについてノリスは「それによってふたりのレースが終わってしまったという意味で、かなり痛ましいインシデントだった。大きな衝突でもなければ、明らかな接触でもなかった。最も小さな接触のひとつだったと思うが、それがふたりにひどい結果をもたらした。特に僕のレースにね」
「彼に対して謝罪を期待していないし、謝罪すべきだとも思っていない。振り返ってみれば、僕たちは良いレースをしていた。時には際どい場面もあるけれど、ふたりでそれについて話し合ったし、ふたりとも、これからもコース上で戦うことを楽しみにしている」
「マックスはクラッシュを望んでいない。自分のレースやチャンスを台無しにしたくないだろうからね」
常に自己批判的なノリスは、自分の方にも接触を避けるためにできたことがあると語った。
「僕の方に、少し違うやり方をしなければならない点がいくつかあるのは間違いない。大きく変える必要はないと思う。でも、僕たちがあのクラッシュを避けることができただろうか、と考えると、間違いなく、僕にやれたことはあった。もっと縁石を使うことができたんだ」
一方でノリスは、フェルスタッペンの動きについて今も問題視していることがある。
「双方に関して、もっとうまくやりたかったこと、もう少し違うやり方ができたことはあると思っている。でも、全体としてみると、ブレーキング中に進路を変えることによるインシデントを避けることが、一番重要だと思う。そういう状況から簡単に事故が起こる可能性があるからね。だから、そういうことが起こり得るということだけは、注意しなければならない」
(GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

