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ガスリー、F1イギリスGPのFP1をドゥーハンに託す。PUコンポーネント交換によるグリッド降格ペナルティも
2024年7月4日
アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、今週末のF1第12戦イギリスGPではふたつのハンデを背負うことになる。ひとつは、テスト兼リザーブドライバーのジャック・ドゥーハンがA524のステアリングを握ってより多くの走行ができるようフリー走行1回目のセッションを譲ることで、もうひとつはグリッドペナルティを受けることだ。これは、今後の数レースで信頼性に関する懸念が生じないように、ガスリーがすでに使用したことのあるパワーユニットのひとつについて、チームがいくつかのコンポーネントを交換することを決めたからだ。
アルピーヌのイギリスGP公式プレビューで、これらふたつのハンデがあることを明らかにしたのはガスリーだった。
「僕はフリー走行2回目から週末をスタートする。最初のセッションはジャック・ドゥーハンにドライビングを任せるからね。マシンのパワーユニットのコンポーネントを変更するので、グランプリではペナルティを受けることになる。そのため、義務づけられているルーキーによる走行をジャックが完了できるようにするためにも、これは論理的な解決策になる」
ほぼ完全に新しいパワーユニットを走らせることから、ドゥーハンはFP1で限られた走行時間しか得られない。技術チームの主な目標は、パワーユニットのすべてのパラメータが期待通りに機能していることを確認することなので、ガスリーが通常の週末ほど多くの走行時間を失うことはないだろう。
それでもなお、ふたつのハンデがあるにもかかわらず、意気揚々とシルバーストンに向かうガスリーは「出走前にフリー走行1回目のフィードバックを見るのが楽しみだ。ペナルティによる後退があっても、週末によいパフォーマンスを発揮できればと思う」と述べている。
また先週末のオーストリアGPを振り返り、ガスリーは「パフォーマンスはまちまちだった。ポイント獲得のために懸命にプッシュしたが、最終的には10位に甘んじなければならなかった」と認めたが、チーム代表のブルーノ・ファミンと同様に、ガスリーも「もっと多くのことができたと思う」と考えている。
「もっと多くのことを達成できたと思うし、次の機会にそれが実現できるように、あらゆる分野で素晴らしさを追求し続けるつもりだ。レースを振り返ってみると、面白いバトルやホイール・トゥ・ホイールの戦いができた楽しいレースだった。いくつかいい動きはできたが、ダニエル(・リカルド)を抜いて次の順位に上がることはできず、結果的に10位で1ポイントを獲得し、僕にとってはF1でのキャリア通算400ポイント目という結果になった。これは素晴らしいマイルストーンだ」
「来週末にはさらに多くのことが起き、コレクションにもっと多くのことが加わることを期待している。純粋なドライビング感覚という点では、シルバーストンはドライバーにとってカレンダーで最高のサーキットのひとつだ。高速で、いくつかのコーナーではマシンが限界に達する場所なので、ドライビングしていてとても楽しい。オーバーテイクできる場所がたくさんあるので、レースはいつもエキサイティングだ」
(Grandprix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

