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接触に憤るノリス「マックスに失望。無謀でやけくそな行為」フェルスタッペンは「悪いことをしていない」と処罰に不満
2024年7月2日
F1オーストリアGP決勝終盤、首位争いをしていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)が接触し、ともに勝利のチャンスを失った。ノリスはフェルスタッペンを激しく非難しているが、フェルスタッペンは、自分のドライビングに問題はなかったと主張している。
インシデントは、ふたりが51周目に最後のピットストップを終えた後に発生した。首位フェルスタッペン、2番手ノリスは同時にピットイン、しかしレッドブルのピット作業に時間がかかり、さらにフェルスタッペンはアウトラップでロックアップした。それによって、ピットストップ前までは約7秒あった2台の差が1秒以下にまで縮まり、激しいバトルへと発展した。
ただ、この時点でノリスはトラックリミット違反を4回犯したことで、ペナルティが出ることが予想されていた。しかし、フェルスタッペンは激しくディフェンスし、結果的にターン3で衝突し、ともにタイヤがパンク。フェルスタッペンには接触の責任の大部分があるとして、10秒のタイムペナルティおよびペナルティポイント2が科された。一方、ノリスには、予想どおり、トラックリミット違反により5秒のタイムペナルティという裁定が下された。フェルスタッペンは、コースに復帰して5位を獲得、ノリスはダメージによるリタイアという結果になった。
スチュワードは、フェルスタッペンにペナルティを科した理由を次のように説明している。
「1号車(フェルスタッペン)は、4号車(ノリス)が左に並んでいる状態で、ターン3に近づいていった。ターンインする前に、1号車のドライバーは、左に動き、それにより、4号車との接触を引き起こした。スチュワードは、1号車のドライバーに主な過失があると判断する」
10秒ペナルティを受けたフェルスタッペンだが、後方に大差があったため、順位に影響はなかった。
フェルスタッペンがブレーキング時に進路を変えたと考え、大きなフラストレーションを感じるノリスは、レース直後、メディアに対して、次のようにコメントした。
「彼は、許されていないことをしたにもかかわらず、ペナルティを受けなかった」
「マックスとの戦いがタフなものになることは分かっている。攻撃的になり、限界までプッシュするようなことが起きるんだ」
「3回にわたり彼は、容易に事故につながるだろう行動をした。ある意味、少し無謀な行為だ。少しやけくそといってもいいかもしれない」
「彼は何度も勝っているのだから、あんなことをする必要はない。それなのに、僕を前に出さないためにできる限りのことをしようとして、捨て身の行動をした」
「攻撃的になることは予想していた。だから驚いてはいない。ただ、僕としては、タフでありながら、フェアで、相手に敬意を持った、ぎりぎりのバトルを予想していた。僕が彼に突っ込んだとは考えていない」
「僕の方が何かを変える必要はないと思う。僕はコースの端にいたのだから、他にはどうしようもなかった。彼はいつもああいう感じだ。僕はマックスをとても尊敬している。彼はコース上で常に自分がやれることをするし、それを尊重している。でも少し行きすぎだと思うときがあるね」
「今日もそうだったと感じる。ひとつのインシデントであり、こういうことが時には起こるということは分かっている。(でも)がっかりしている。彼は僕のレースを台無しにし、僕のマシンを破壊した。アップデートや予算上限といったことを考えると、今の戦いにおいて、僕たちにはそれほど余裕がないんだ。それなのにマシン全体を破壊された。来週(イギリスGPで)必要なものなのに」
「コース上で起こったことの反動であり、それをシルバーストンで背負わなければならない。僕たちにとっては不利な状況になるだろう。彼にはもう少し良いことを期待していたよ」
「彼が『自分は何も悪いことをしていない』と言ったら、彼に対する尊敬をかなり失うだろうね」
一方で、フェルスタッペンは、自分は問題視されるような行為はしていないと主張している。
このインシデントで10秒ペナルティが出たことについて「その時、少し厳しいと思った」とフェルスタッペンは語った。
「なぜなら、自分の動きのなかに、過度に攻撃的な部分はないと感じていたからだ」
「ブレーキング中に進路を変えたということはないと思っている。動いた時は常に、ブレーキング中ではなかった。外から見るとそういう風に見えるものだ。でもこういう状況のなかで何をすべきか、僕はよく分かっている」
「それに何度か(ノリスが)とても遅いタイミングで爆弾のように飛び込んできた。イン側に飛び込んで、相手が避けてくれるのを期待する動きだった」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

