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ペレス「1周目にダメージ」負いフェルスタッペンを援護できず。ピットレーン速度違反も痛手に/F1第11戦

2024年7月1日

 レッドブルF1のセルジオ・ペレスは、チームのホームグランプリを7位で終えた。


 前日に行われた予選で苦戦しつつもQ3に進み、4列目8番グリッドを得たペレス。このメキシコ人ドライバーは、6月30日に行われた2024年シーズン第11戦オーストリアGPの決勝で好スタートを決め、順位をふたつ上げてみせた。


 しかしDRSが使えるようになると、後方からオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に攻められ、ターン6で6番手のポジションを奪われてしまう。その後ペレスは22周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)と同じタイミングでピットインし、ミディアムタイヤからハードタイヤにスイッチした。


 ピットアウトした彼はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)にも先行を許したが、まもなくこのライバルをパスして7番手に戻った。しかし、ピットイン時に速度違反を犯したペレスは次のピットイン時に5秒のペナルティを受けることに。


 レース終盤、チームメイトのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップ争いのなかでランド・ノリス(マクラーレン)と接触してタイヤを壊し、3度目のピットインを行ってなお5番手で戦列に戻るなか、ペレスはヒュルケンベルグの後方7番手を走る苦しい展開が続いていた。


 71周のレースのファイナルラップまで、前を走るハースのドライバーを追い立てたペレスだったが最後は0.584秒及ばず。1周目に負ったダメージが影響してか、精彩を欠いたままチームのホームレースを終えることとなった。

ペレス「1周目にダメージ」負いフェルスタッペンを援護できず。ピットレーン速度違反も痛手に/F1オーストリアGP決勝
2024年F1第11戦オーストリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)


■セルジオ・ペレス(レッドブル)
決勝=7位(71周/71周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム


「今日、この順位にいることが本当に残念だ。レースはとても良いスタートを切ることができたからね」


「1周目にダメージを受けてしまい、マシンがスライドするようになってドライビングが苦しくなった。ダメージのせいでバランスが崩れてしまったんだ。また、ピットレーンに入る際にミスをしてしまい5秒ペナルティを受け取ってしまった。これがレース終盤に向けて僕を妨げるものになった」


「このレースを振り返ると、すべてを慎重に分析する必要があることがいくつもある。レースペースについては昨日の反省を生かし、かなり良い改善ができたと思う。だからこそ今日のレースペースには疑問符がつくんだ。全体的にパフォーマンスが足りなかったせいで、とても難しく苦労するレースになった」


「次の週末は、しっかりとしたクリーンなレースを見せられることを願っている。(シーズンは)まだ多くのレースが残っているので、今週末の問題をすべて解決して前に進めるようにしたい。シルバーストンへ向かうよ」



(autosport web)


レース

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ドライバーズランキング

※オランダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ309
2位ランド・ノリス275
3位マックス・フェルスタッペン205
4位ジョージ・ラッセル184
5位シャルル・ルクレール151
6位ルイス・ハミルトン109
7位アンドレア・キミ・アントネッリ64
8位アレクサンダー・アルボン64
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位アイザック・ハジャー37

チームランキング

※オランダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム584
2位スクーデリア・フェラーリHP260
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム248
4位オラクル・レッドブル・レーシング214
5位ウイリアムズ・レーシング80
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム60
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー51
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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