F速

  • 会員登録
  • ログイン

ライコネン、トップタイムで復活の狼煙

2004年5月28日

 F1ヨーロッパGPは金曜午後のフリー走行2回目が行われ、マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンが今季初のセッショントップタイムをマークした。2番手はBARホンダのジェンソン・バトン。
 フリー走行2回目の行われる、午後のニュルブルクリンクの天候は午前に続き晴れ。気温16度、路面温度36度、湿度38%のコンディションでスタート。
 セッション開始9分、モナコでダイヤモンドを紛失したジャガーのクリスチャン・クリエンが1コーナー手前でスピン! グラベルにはまってストップするも、なんとかコースには戻れた。
 午前中トップのアンソニー・デイビッドソンは開始13分に1分30秒905でまずはトップへ。ミハエル・シューマッハー、ルーベンス・バリチェロ、バトン、リカルド・ゾンタが続く。
 BARホンダのテストドライバーであるデイビッドソンがトップタイムをマークした1分後、BARのレギュラー佐藤琢磨がターン2をコースオフする。しかしすぐにコースに復帰できた。
 トヨタへの移籍が囁かれるラルフ・シューマッハーは、開始21分に1コーナーでコースオフ。その4分後には、ライコネンが1分30秒026でトップへ浮上した。しかしライコネンのタイムは、2分後にバリチェロが1分29秒943で塗り替える。
 1回目のセッションでジャンカルロ・フィジケラのマシンがストップしてしまったザウバー勢だが、今度はフェリペ・マッサが開始39分にターン10でコースオフ。マシンはストップし、マッサはマシンを降りてしまった。
 残り10分近くになると、各車がタイムを出し始める。そんな中、バリチェロにトップを奪われていたライコネンが1分29秒355でトップタイムをマーク。バトンが2位に、ラルフ・シューマッハーが3位に入ってくる。各車のアタックが続くなか、トヨタのオリビエ・パニスが道を譲らぬミナルディのテストドライバー、バス・ラインダースを威嚇する場面も。
 15時、チェッカー。トップがライコネン、2位バトン、3位ラルフ、4位クルサード、5位ヤルノ・トゥルーリ、6位バリチェロ……と、いつもとはまったく異なった上位の顔ぶれとなった。ミハエル・シューマッハーはアロンソに次ぐ9位で、9周しかしていない(バリチェロは24周)。佐藤琢磨は10位。11位のモントーヤまでがライコネンの1秒以内のラップタイムと、上位陣は混戦模様だ。今季不振に喘ぐマクラーレン・メルセデスのセッション首位は今季初で、メルセデスの地元で気合いをみせた形だ。


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号