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角田裕毅に4万ユーロの罰金。F1オーストリアGP予選中の暴言で国際スポーツ競技規則に違反

2024年6月30日

 2024年F1第11戦オーストリアGPの予選中に暴言を吐いたとして、予選後、角田裕毅(RB)がスチュワード(審議委員会)に召喚された。


 FIA国際自動車連盟からの情報と関係者からの情報を総合すると、角田はQ1の終盤に最後のアタックに出た際、隣のガレージからピットレーンに出た周冠宇(キック・ザウバー)が自分の前に入ったことで、苛立ちをあらわにし、無線で暴言を吐いたという。


 それに対して、角田のレースエンジニアを務めるマッティア・スピニは「ユウキ、心配ないよ。時間はたっぷりあるから」となだめたという。


 FIAは、“いかなる不正行為”も禁じた国際スポーツ規定の第12条2.1項(k)に違反した可能性があるとして、角田を召喚。現地時間の21時45分にドライバー(角田裕毅)に罰金4万ユーロ(約690万円)が科せられた。


 なお、うち2万ユーロは執行猶予が与えられ、残りのシーズンで同様の違反が犯されなければ、罰金は免除される。


 スチュワードによれば、ドライバー(角田)は非常に申し訳なさそうな態度で次のように弁明したという。


「僕は英語が母国語ではないため、セッションが終わるまで、使用された英語の真の意味を知りませんでした。その言葉の意味を知らされたときはぞっとしました」


 スチュワードは「ドライバー(角田)の理解が違っていたという主張は、彼がしたことの言い訳として考慮されるべきではないと判断。スチュワードはドライバーの正直さは評価するが、使用された言葉が不快であり、完全に不適切であるという事実は動かし難く、このような言葉を使用したことは国際スポーツ競技規則第20条に規定されている不正行為に相当する」とした。


 そのうえで、「同時にドライバーの真摯な反省と公開謝罪の申し出を考慮し、これらの理由から罰金の一部を猶予することを決定した」という。

周冠宇(キック・ザウバー)&角田裕毅(RB)
2024年F1第11戦オーストリアGP ピットレーンでの周冠宇(キック・ザウバー)と角田裕毅(RB)



(Masahiro Owari)


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