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【角田裕毅F1第10戦分析】リヤウイングが一因か。セットアップを最適化できないまま戦い、アンダーステアに苦しみ19位
2024年6月24日
角田裕毅(RB)のF1第10戦スペインGPは日曜日の決勝レースも厳しい戦いが待っていた。
17番手からスタートした角田は、1周目に15番手までポジションを上げることに成功したが、徐々にケビン・マグヌッセンと周冠宇(キック・ザウバー)から追い上げられ、厳しい展開となった。

このとき、角田を悩ませていたのが、ひどいアンダーステアだった。カタロニア・サーキットには高速コーナーが4つあり、そのうちふたつがホームストレートへ続く、13コーナーと14コーナー。アンダーステア症状が周回を重ねるごとに悪化していた角田は為す術なく、6周目にマグヌッセン、7周目に周冠宇に立て続けにオーバーテイクされてしまう。
チームは9周目に角田をピットインさせ、ソフトからミディアムにタイヤを交換する。しかし、角田のアンダーステアは解決しない。そこでチームはステアリング上でデフ(デファレンシャルギア)の設定をリセットするよう無線で角田に指示を送る。ところが、それでも問題は解決しなかった。
つまり、角田のマシンはメカニカル的には問題を抱えていたわけでもないのに、高速コーナーでひどいアンダーステアに見舞われていたことになる。
そうなると、考えられることは、空力的な問題となる。今回、RBは大規模なアップデートを持ち込みながらも、リヤウイングのDRSに問題が発覚して、フリー走行2回目以降は旧式のリヤウイングに戻して走行していた。エンジニアは走行データではアップグレードは機能していると語るが、マシンの前後で異なる仕様で走った結果、空力のバランスが想定とは異なったのか、あるいは前後で異なる仕様に合わせたセットアップが十分ではなかった可能性がある。
今回のスペインGPでRBがいかに苦しい週末を送っていたのかは、予選までの3セッションをすべて異なるリヤウイングで走っていたことでもわかる。
フリー走行1回目はアップグレードした新型のリヤウイング。しかし、DRSのトラブルにより、セッションの後半にコースインしてからはDRSを機能させないで走行していた。
フリー走行2回目は、新型ではないものの、カタロニア・サーキット用の旧式のリヤウイング。しかし、フリー走行2回目に2台そろってグリップ不足に苦しんでしまう。
そこでチームはフリー走行3回目に、リヤのダウンフォースを上げようと、なんとモナコ仕様のリヤウイングを使用した。ところが、今度はストレートスピードが伸びず、断念。フリー走行3回目後にフリー走行2回目に使用したウイングに戻して、セットアップを調整して、予選に望んでいた。
したがって、セットアップは十分にやり尽くしたとは言えない状態で、角田は予選とレースを戦うこととなった。アップグレードを持ち込み、それに合わせてセットアップを最適化していったライバルたちに、歯が立たなかったのは自明の理だった。
今週末のRB失速は、新型リヤウイングのDRSのトラブルが原因だったと考えられる。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
| 3/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 3/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 3/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


