最新記事
- ミスと難しいマシンで苦戦の1年。リーダーシ...
- 日本人最多出走記録を更新したカーナンバー“2...
- 【F1チーム別技術レビュー:マクラーレン】MC...
- 【F1版・理想の上司アンケート結果発表】ふた...
- いたずらっ子で喧嘩もするけど憎めない存在。...
- 【F1豆知識】史上最も遅いタイトル決定は12月...
- 【F1チーム別技術レビュー:メルセデス】期待...
- 【2025年F1トップ10ドライバー】3位ルクレー...
- 【2025年F1トップ10ドライバー】4位ピアスト...
- 【2025年F1トップ10ドライバー】5位ラッセル...
- 精神的な弱点を克服したノリスとチャンピオン...
- 松田次生のF1目線:メンタルが鍵となった2025...
【F1第10戦予選の要点】アップデートの無いアルピーヌが予想外の躍進。ガスリーの3戦連続入賞の可能性
2024年6月23日
2024年F1第10戦スペインGPの予選直前に行われたフリー走行3回目(FP3)は、首位カルロス・サインツ(フェラーリ)から13番手のニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)までの13名が1秒以内にひしめいた。さらにトップ4は0.1秒内という接戦ゆえに、その後の予選で誰がポールポジションを獲るのか、まったく予測できないセッションとなった。
そんな超僅差の戦いは予選本番でも続き、Q1はトップタイムのルイス・ハミルトン(メルセデス)から18番手のダニエル・リカルド(RB)までが1秒以内。中団グループでは最速だったはずのRBの2台がQ1落ちを喫し、逆に今季まだノーポイントのキック・ザウバーの2台がQ2に進んだ。周冠宇にとっては待望の今季初のQ2進出だった。
そしてそれ以上の驚きが、アルピーヌの躍進だった。なかでもピエール・ガスリーの速さは群を抜いていた。すでに初日FP2で、堂々の4番手タイム。多くのチームがこの週末にアップデートを投入するなか、アルピーヌの車体には一切の変更が加えられていない。それもあってガスリー自身、「マシンの感触は良かったけど、4番手にはびっくりだ」と、語っていた。
その勢いは予選になっても衰えず、Q1最初のアタックは総合6番手。最終的に10番手でQ2に進んだ。そしてQ2は、9番手タイム。チームメイトのエステバン・オコンも0.03秒差で10番手につけて、ともにQ3進出を果たした。アルピーヌにとって予選トップ10に入ったのは、モナコGPでのガスリーによる10番手以来今季二度目。2台揃ってのQ3は、今季初だった。迎えたQ3も、セルジオ・ペレス(レッドブル)を0.2秒凌ぐタイムで、7番グリッドを獲得。オコンも9番手につけた。
今季開幕戦の予選では、最下位19、20番手に沈んでいたアルピーヌ。その後も低迷状態が続いていたが、軽量化などのアップデートが少しずつ結果に結びつき、前戦カナダGPでは9、10位のダブル入賞を果たすまでになっていた。
それにしても上述したように、今回アップデートなしのアルピーヌがここまでの躍進を果たすのは予想外だった。とはいえグランドエフェクト規約が導入されて3年目の今季は、各チームの対応が一気に進んで、戦闘力の差はどんどん縮まっている。わずかなきっかけで、勢力図が一気に変わる可能性は、特にこの数戦大きくなっていた。そのチャンスを今回アルピーヌが、なかでもガスリーがしっかり掴んだということだろう。
日曜日の決勝レースでは、10番手オコンに0.019秒及ばずQ2落ちを喫したフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とポイントを争う展開になるはずだ。しかし初日FP2でのミディアムタイヤ同士のロングランを見る限り、ガスリーのペースはアロンソを凌いでいた。3戦連続入賞の可能性は十分にある。ガチンコ勝負になったらアストンマーティンと互角に戦えるだけの安定した速さを、アルピーヌは備えつつあると言えるだろう。

(柴田久仁夫)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


