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ミハエルvsモントーヤの事故はおとがめなし

2004年5月24日

 モナコGPで今季初のリタイアを喫し、開幕6連覇が達成できなかったフェラーリのミハエル・シューマッハー。リタイアの原因となったファン−パブロ・モントーヤとの接触について、モナコのレース・スチュワードはふたりに対しペナルティーは科さないとの結論を下した。
 シューマッハーはセーフティーカーの後ろを走行中、トンネルセクションで、リスタートに備えブレーキを暖めるため、加速した後ブレーキングするという行動をしたところ、すぐ後方を走行中のモントーヤと接触、バリアにクラッシュしてしまった。
 このアクシデントについて、フェラーリとウイリアムズは当然のことながら、相手に非があるとしている。フェラーリのテクニカル・ディクレター、ロス・ブラウンは、モントーヤはシューマッハーが何をしていたか分かっていたはずだと、あからさまに非難。一方、ウイリアムズのパトリック・ヘッドは、暗いトンネルセクションでハードブレーキングをするのはいかがなものかと、シューマッハーの行動の正当性を疑問視している。
 このクラッシュの後も走りきり、4位フィニッシュを果たしたモントーヤは、こうコメントしている。「ミハエルがブレーキを暖めようとハードブレーキングをしたから、僕はそれを避けようとコースの右側に寄ったんだ。でも2台があまりに接近していたので接触してしまった」
 シューマッハーとしては、モントーヤへの怒りは抑えられないようだ。
「あの時何が起きたかというと、レースをリードしているドライバーが、バックマーカーにぶつけられてリタイアに追い込まれたということだ」とシューマッハー。「彼が意図的にそうしたとは思わないし、スチュワードの決定は受け入れるがね。僕は、グリッドに向かう際や、セーフティーカーの後ろでよくやるように、加速して、それからブレーキングしただけだ。トンネルで初めてそれをやったわけじゃなく、その周のちょっと前にも同じことをやっていたのに」


 このレースでF1初優勝を挙げたヤルノ・トゥルーリは、この接触は“ツイてない事故”だと言う。「正直言って、コメントするのはかなり難しい」とトゥルーリ。「ふたりが加速してタイヤを暖め、タイヤをロックさせているのを見た。ふたりともただタイヤを暖めようとしていただけなんだが、運が悪かったんだね。シューマッハーがスローダウンしたときにモントーヤが加速したんだ。モントーヤはスピードを落とそうとして、接触を避けるためにイン側に寄った。そしたら同時にミハエルが右、つまりイン側に寄って、接触しちゃったということじゃないかな」
「僕は前のクルマとは、マシン何台分かの間をあけていたけど、モントーヤはそうはしていなかったね。そして前にいるミハエルは明らかにタイヤを暖めようとしていた。どっちが悪いかを決めるのは難しい。ふたりがあまりに接近し、スピードが出すぎていたために起こったんだと思う」
 2位表彰台を獲得したジェンソン・バトンの意見はこうだ。「もちろん、突然ブレーキングしてスローダウンしたりしちゃだめだよ」とバトン。「でも、ミハエルはそんなことはしてないと思う。ブレーキを暖める必要はあるんだ。単なるブレーキテストと、ブレーキを暖める行為とは違う」
 このクラッシュにより、シューマッハーは、ナイジェル・マンセルが持つ開幕5連勝の記録を破ることはできずに終わったが、チャンピオンシップでは依然大量のリードをキープしている。


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