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アルピーヌF1離脱のオコン、移籍先有力候補はハースか。レッドブルのドライバー発表後に、多数のシートが確定へ

2024年6月4日

 アルピーヌF1チームは、6月3日、エステバン・オコンが2024年末で離脱することを、異例の形で発表した。メンバー離脱については、チームが新メンバーと契約を結んだという発表を行う際の付随的な説明によって明らかにされることが多いのだが、今回はそうではなかった。さらに、オコン離脱の発表の後に、彼の加入を明らかにする他チームがなかったことからも、今回の発表は、オコン側ではなくアルピーヌ側が望んだものであることが分かる。


 シーズンの早い段階でこういった形で契約終了が決められたのは、モナコGP決勝で、オコンがチームメイトのピエール・ガスリーをオーバーテイクしようとしてクラッシュしたことへの罰としての意味合いもあると考えられる。オコンは、グリッドのポジションを維持してガスリーの後ろを走るよう、2回指示を受けた直後に、クラッシュを起こした。

ピエール・ガスリーとエステバン・オコン(アルピーヌ)
2024年F1第8戦F1モナコGP ピエール・ガスリーとエステバン・オコン(アルピーヌ)


 オコンのアルピーヌ離脱は、F1ドライバーマーケットに影響を与えるものの、マーケットの中心にいるのは、依然としてカルロス・サインツだ。サインツは、レッドブルがセルジオ・ペレスとの契約延長を正式に発表し、自分が移籍する可能性がないことを確認した後で、自身の将来について判断を下すことを決めており、他のチームとドライバーたちは、サインツの動きを待っている。アルピーヌ、キック・ザウバー/アウディ、ハース、ウイリアムズは、サインツがマーケットに残っている間はドライバーを確定するつもりはなく、従って、オコン、バルテリ・ボッタス、ピエール・ガスリー、周冠宇、ジャック・ドゥーハン、ミック・シューマッハーらは、今は動けない状況だ。

カルロス・サインツ(フェラーリ)
2024年F1第8戦F1モナコGP カルロス・サインツ(フェラーリ)


 レッドブルの空席を狙っているサインツだが、自分が契約を勝ち取る可能性が非常に低いだろうことは認識している。レッドブルがサインツではなくペレスを選ぼうとしている理由は、4つある。ペレスはマックス・フェルスタッペンにとって完全なナンバー2ドライバーであること、特別な状況でない限りは自分がフェルスタッペンに勝つことはできないということを、ペレスはずっと以前から受け入れていること、チームに貴重なスポンサーをもたらしていること、そして最も重要なのは、クリスチャン・ホーナー代表の支持を得ていることである。

セルジオ・ペレス(レッドブル)とクリスチャン・ホーナー代表
2024年F1エミリア・ロマーニャGP セルジオ・ペレス(レッドブル)とクリスチャン・ホーナー代表


 レッドブル入りは難しいと考えて、サインツのマネジメント陣営は、ザウバー/アウディおよびウイリアムズとの交渉を加速させている。現時点でサインツはアルピーヌへの復帰やハースへの加入にはあまり関心がないようだ。


 ウイリアムズは向上しつつあり、中団のなかで有力な存在になるのは間違いないだろう。しかし、優勝やタイトル争いに加わることが可能になるかを考えると、アウディの方がはるかにその可能性が高い。さらにサインツの父親は、フェラーリが2025年にサインツに代わってルイス・ハミルトンを走らせると発表した時点から、息子に対してアウディとの契約を強く勧めている。サインツがアウディと契約する場合、2025年末または2026年末にレッドブルやメルセデスに空きシートが出ても、加入するチャンスはもはやつかめなくなる。


 サインツがアウディを選んだ場合、ウイリアムズはボッタスとの交渉を推し進め、ガスリーはアルピーヌ残留を決めるだろう。そうすると残るのはハースのシートで、オコンがそこに収まることになる可能性が高そうだ。

ケビン・マグヌッセン
ケビン・マグヌッセン(ハース)


 そうなった場合も、アルピーヌ代表ブルーノ・ファミンは、オコンの後任については、複数の選択肢からじっくり時間をかけて選ぶことができる。RBは角田裕毅、ダニエル・リカルド、リアム・ローソンからラインアップを選ぶ見通しであり、アルピーヌのシートのみが、2025年の事実上の空席となるからだ。



(GrandPrix.com)


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