2026年にF1参戦のアウディがスポンサーフィーを値上げ、キック・ザウバーの現パートナーは他チームとの契約を検討へ
2024年5月30日
キック・ザウバーがここまでコース上で素晴らしいシーズンを過ごしていないことは明白だが、チーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラービが率いる商業面の活動は平均以上のパフォーマンスを見せ続けており、チームは現在40のスポンサーとパートナーを含むポートフォリオを築き上げている。イタリア出身で弁護士でもある彼がスポンサーシップ獲得に関する業務を引き継ぐことを決めて以来、ザウバーのポートフォリオはほぼ3倍になったが、アウディがチームを継承する2026年に、状況が急速に変わる可能性がある。
アウディに近い情報筋によると、ザウバーのスポンサーやパートナーが提携を続けるために必要となる最低金額は、現在の2倍以上になる予定だということで、過去3年間にザウバーと提携した多くの企業が契約を終了することを選ぶかもしれない。
アウディは、ザウバーの現スポンサーの一部と競合する企業と歴史的なつながりを持っている。またザウバーよりも高い知名度があることから、スポンサーやパートナー候補に対してはるかに高い要求を行う立場にもある。しかし、料金を大幅に増額するという決定は、一部のスポンサーやパートナーに不安感を引き起こしている。彼らは、決定前に相談さえなかったことに混乱しているという。
中国市場への関心からザウバーのスポンサーの一員となった企業は、周冠宇が2025年にどのチームでドライブしようとも彼へのサポートを続けるだろう。一方で、F1自体への関与に関心がある企業は、一部の小規模チームのなかから代替案を探すかもしれない。
それは、ウイリアムズ、ハース、RBといった、もう少し外部資金を必要としているチームにとって、素晴らしいニュースだ。さらにマクラーレンも数社と接触していると考えられている。そのため、この4チーム間では、今後の数年間に向けてザウバーを去るスポンサーの争奪戦が始まっている。
(GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

