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フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリングを変更。2種類のブルーを取り入れたスペシャルバージョンを導入へ

2024年4月24日

 スクーデリア・フェラーリは、F1第6戦マイアミGPで、フェラーリ社の北米上陸70周年を記念して、2種類のブルーを取り入れたスペシャルカラーリングを施したSF-24を走らせることを発表した。


 スペシャルカラーリングの公開は後日行われる予定で、詳細は明かされていないが、「フェラーリの豊かな伝統を示し、ファンに愛され続けているブルーである、アズーロ・ラ・プラタとアズーロ・ディーノ」が取り入れられるという。


 レーシングドライバーのキャリアを経て、チームボスとなり、長年フェラーリの市販車の米国輸入業者でもあったルイジ・キネッティは、自身が設立したノースアメリカン・レーシングチーム(N.A.R.T.)が走らせるフェラーリのレーシングカーにブルーとホワイトのカラーを使用した。1964年F1アメリカGPとメキシコGPでは、アメリカを示すブルーとホワイトのカラーリングがF1マシンに施された。

フェラーリ158
1964年F1アメリカGPとメキシコGP用のフェラーリ158


 明るいブルーである『アズーロ・ラ・プラタ』は、アルゼンチンのナショナルレーシングカラー。また、1952年と1953年の世界チャンピオン、アルベルト・アスカリが、幸運のお守りとして、ウエアやヘルメットに取り入れていたことでも知られる。1960年代には、ジョン・サーティース、ロレンツォ・バンディーニ、ルドヴィコ・スカルフィオッティ、クリス・エイモンなどのレーシングスーツにもこのブルーがあしらわれ、ニキ・ラウダも、スクーデリア・フェラーリに加入した最初の年に、アズーロ・ラ・プラタのレーシングスーツを着用した。

ジョン・サーティース(フェラーリ312 F1-66)
1966年ジョン・サーティース(フェラーリ312 F1-66)

ニキ・ラウダ(フェラーリ)
1974年ニキ・ラウダ(フェラーリ)


『アズーロ・ディーノ』は比較的濃いブルーで、アルトゥーロ・メルツァリオやクレイ・レガツォーニなど数多くのスクーデリアのドライバーが好んで身に着けた。1974年にレガツォーニがアズーロ・ディーノのレーシングスーツを着用した後、フェラーリのレーシングスーツはレッドかホワイトが使用されるようになった。


 この2種類のブルーが、2024年F1マイアミGPでのみ、SF-24のカラーリングに取り入れられる。フェラーリ社は、4月28日から5月5日まで、マイアミでさまざまなイベントを開催することも明らかにしている。

シャルル・ルクレールとカルロス・サインツ(フェラーリ)
2024年F1第5戦中国GP シャルル・ルクレールとカルロス・サインツ(フェラーリ)



(autosport web)


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