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初日フリー走行はミハエルがトップタイム

2004年5月20日

 今年で62回目の開催を迎えるF1モナコGPは、木曜フリー走行で幕を開け、モナコ6勝目を狙うフェラーリのミハエル・シューマッハーがトップタイムをマーク。2位にBARホンダの佐藤琢磨が入った。
 モナコグランプリは通常のグランプリと異なり、木曜日がフリー走行初日で、金曜日が休日。土曜日予選、日曜日決勝という変則スケジュールを採る。
 木曜日午前11時の天候は晴れ。気温は21度、路面温度31度、湿度71%で幕を開けた。
 セッション開始直後のインスタレーションラップで、ジョーダンのジョルジョ・パンターノがピットロード入り口でいきなりストップ。マーシャルに押されてピットインする。
 開始早々から精力的にラップを重ねるのは、やはりサードドライバー勢。そんな中セッション開始11分、トヨタのリカルド・ゾンタが海辺のシケインをショートカット。開始18分にはウイリアムズのラルフ・シューマッハーが4周目のラップでプール手前にストップしている。
 その直後、まずはBARのサードドライバー、アンソニー・デイビッドソンが1分21秒010でトップに浮上。デイビッドソンはモナコ初体験。その後フェルナンド・アロンソ、ファン−パブロ・モントーヤ、さらにデイビッドソンがトップを奪い合う。
 セッション開始31分、今回映画『オーシャンズ12』のスペシャルカラーを纏うマーク・ウエーバーのジャガーが海のシケイン出口から煙を吐き、タバコ屋手前でストップ。リヤから炎が上がっており、自ら消火器を持って消火に当たる。この影響で、11時32分に赤旗が提示されセッション中断。この時点でトップはザウバーのジャンカルロ・フィジケラで、1分18秒441。


 11時39分、セッション再開。それまでピットにいたフェラーリ勢もコースインする。
 好調を維持するBARホンダ勢は、開始43分にデイビッドソンが1分17秒791で再度トップに。エースのジェンソン・バトンが2位に入ってくる。しかしその直後、ミハエル・シューマッハーが1分17秒6でトップタイムをマーク!。この頃天候は曇り空になってくる。
 セッション残り12分、それまで10位前後にいた佐藤琢磨が1分17秒8でミハエル・シューマッハー、デイビッドソンに次ぐ3位に浮上してきた。
 残り4分となったところで、ゾンタが1分17秒4で再びトップに浮上。その1分後、ジャガーのビョルン・ウィルドハイムがトンネル出口でストップする。
 ゾンタがトップタイムを出した2分後、すかさずミハエル・シューマッハーが1分16秒767で再度貫録のトップタイム! ウィルドハイムがストップしている地点では黄旗が振られており、そこで確実に減速しながらもこのタイムだ。
 BARホンダ勢は終盤順位を下げていたが、セッション終了間際に一気にアタック。バトンが2位に、さらにそのタイムを佐藤琢磨が1分17秒279で塗り替え2位に! 琢磨2位、バトン3位というポジションとなった。
 そして12時06分、チェッカー。多くのマシンがコントロールラインでトラクション・コントロールのテストを行っていた。


レース

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