サインツの予選走行に対するアストンマーティンの抗議をスチュワードが却下。過去の慣例が根拠/F1中国GP
2024年4月20日
F1中国GP予選で、クラッシュしたカルロス・サインツが走行を続けたことは規則違反であるとして、アストンマーティンが抗議を行ったが、スチュワードはこれを却下した。
フェラーリのサインツは、Q2で、最終コーナー立ち上がりでスピン、ウォールにヒットし、コース脇にストップした。これによりセッションは赤旗中断となった。サインツは、マシンダメージが大きくなかったため、マーシャルなどの手を借りることなく、自力でピットに戻ることができ、再開後のQ2に参加。最終的に予選7番手を獲得した。
アストンマーティンは競技規則第39.6条に基づき、予選結果への抗議を提出した。この条項には、「予選セッションやスプリント予選セッションの間に、トラック上でマシンを停止したドライバーは、そのセッションにそれ以降、参加することは許可されない」と記されている。
これに関するヒアリングを行った後、スチュワードはアストンマーティンの抗議を却下した。
まず、規則にはこのように定められているものの、過去に、トラック上で停止したマシンが外部からの援助なしに走行を続け、セッションへの復帰を許可された例が複数あったという。外部の援助がない場合には、停止時間が「妥当な時間」であれば、通常は走行続行が認められると、FIAは主張する。
アストンマーティンは、サインツは1分17秒停止しており、これは長すぎるため、再走行を許可するべきではないと主張した。しかしレギュレーションに停止時間についての明確な指針や確立された慣行がなく、そのような場合は、レースコントロールに判断を委ねるのが最善であると、スチュワードは述べている。
アストンマーティンの抗議が却下されたことで、サインツは予選7番手の結果を維持することが確定した。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |

