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山本左近議員、フォーミュラE東京大会実現は「日本のモータースポーツにとって大きな意味のあること」
2024年4月10日
4月7日に鈴鹿サーキットで決勝が行われた2024年F1第4戦日本GPに、元F1ドライバーでフォーミュラEへの参戦経験もある山本左近衆議院議員の姿があった。
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の事務局長を務め、政治の世界からモータースポーツ振興に携わる山本議員に、フォーミュラE東京大会初開催を終えての想い、そしてF1日本GPに三笠宮家の彬子女王殿下が特別来賓としてご臨席されたことについて、その想いを聞いた。
山本議員は2015年6月、開催初年度だったフォーミュラEのイギリスで開催された第10戦&第11戦ロンドンE-Prixにアムリン・アグリから参戦。さらに、同年8月には東京・六本木のけやき坂で行われた『六本木ヒルズ盆踊り2015』の一環として実現したフォーミュラEのデモ走行かつ、フォーミュラEマシンの日本での初走行においてドライバーを務めていた。
「フォーミュラEに関しては2015年に私もイギリスでのレースに出て、その年の夏には六本木・けやき坂でのデモランにもドライバーとして携わらせていただきました。そこから幾度とフォーミュラE誘致の可能性を探ってきたひとりとして、この10年間は本当に紆余曲折、山あり谷ありという言葉がぴったりなほど、いろいろなことがありました。ただ、本当にたくさんの方がご尽力いただいたことで実現につながり、とても感慨深いです」と山本議員。
「東京でのフォーミュラEの開催は、想像できないほど遠く、ハードルの高いものでした。以前はドライバーという立場で走ったフォーミュラEが、10年の月日を経て自分も立場や役割が変わる中、東京開催が実現し、東京でのフォーミュラEのグリッドに立てていたことも、一言では表現しにくいのですがとても感慨深いです。実現へ向けて時間はかかったかもしれませんが、日本で、大都会の市街地でレースを実現できたということは、日本のモータースポーツの歴史にとって大きな意味のある一日になったと感じます」
実際に現地に足を運んだ山本議員は、改めてフォーミュラEならでは魅力を実感したと語った。
「フォーミュラEはモータースポーツのひとつであり、すべではありません。ただ、これは他の国でのフォーミュラE開催を見た際、そして東京開催の際にも感じたことですが、地下鉄に乗って、都心から20分ほどで会場に着くというアクセスの素晴らしさは、フォーミュラEならではでした」
「今回の東京大会ではチケットを購入できなかった方もたくさんいらっしゃると聞いておりますが、パブリックビューイングなどもできる東京ビッグサイト内の入場無料のファンビレッジには、本当にたくさんの方にお越しいただきました。そこでまた、アツいモータースポーツファンだけではなく、ライトなファンの皆さま。レースには興味があるけど、まだどんなものかはわからない、でも観てみたいという人たちが、気軽に足を運んで楽しめるコンテンツがフォーミュラEだったと思います」
「たとえば東京にお住まいの方が、各地のサーキットに足を運ぼうとすると、新幹線に乗ったり、バスに乗り換えたりと、移動の面でも多少のハードルはあると思います。ただ、フォーミュラEはアクセス面でのハードルがなかったことが、魅力のひとつだったと思いますし、今回の東京大会でそれを多くの方に体感いただけたのではないかと感じます」
また、4月7日に鈴鹿サーキットで決勝が行われた2024年F1第4戦日本GPには、三笠宮家の彬子女王殿下が特別来賓としてご臨席され、ご挨拶およびスタートセレモニーへご列席された。
「彬子女王殿下のご臨席を仰ぎ、F1日本GPが開催されましたことは、国会議員として、そして元F1ドライバーとして大きな喜びでした」と、山本議員はその思いを語った。
「2年前(2022年)には岸田文雄内閣総理大臣にもお越しいただきましたが、今回彬子女王殿下にご臨席いただきましたことは、日本におけるモータースポーツの理解や地位の向上に大きく寄与されるものだと思います」
彬子女王殿下のご臨席を喜ぶ山本議員は、現役F1ドライバーの頃に抱いていた感情を吐露した。
「私がF1ドライバーとして世界を転戦していたころから、世界のグランプリでは開催国のロイヤルファミリーや大統領をはじめとする方が臨席される環境がありました。私が現役当時は、日本GPにF1ドライバーとして帰ってきても、皇族や総理をはじめとする皆様にご臨席いただけたことがなく、悔しさや悲しさを感じていました」
「今の自分の立場の中で、変えられることは変えていきたいですし、まずはF1ですが、モータースポーツの素晴らしさを多くの人に知っていただくためにも、皇族の皆様や総理にご臨席いただける環境が今後も続けばと願っております。それがさらなるモータースポーツ振興に繋がると考えております」
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の事務局長としてモータースポーツ振興に取り組む山本議員にとって、フォーミュラE東京大会、F1日本GPと続いた2024年春の2大会は記憶に残る一戦となったに違いない。
(Takahiro Kawano / autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

