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鈴鹿サーキットに新設された『Honda RACING Gallery』の工夫と狙い。4月5日オープン
2024年4月5日
ホンダは三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットに同社のモータースポーツ活動の発信拠点として、『Honda RACING Gallery』を新設し、2024年F1第4戦日本GP開催に合わせた4月5日(金)にオープンを迎えた。
2012年7月にオープンした鈴鹿サーキットの『レーシングシアター』をリニューアルするかたちで新設される『Honda RACING Gallery』は、60年前からホンダが挑んできたF1を中心に歴代マシンとエンジンおよびパワーユニットが展示される展示施設だ。館内は黒を基調とし、展示マシンにスポットライトを当てることで、各時代の最先端技術の詰まったレーシングマシンの機能美を感じとれる設計がなされている。
「我々が取り組んでいるモータースポーツという、Hondaウエルカムプラザ青山やホンダコレクションホールでも非常に人気であるホンダの持つアセットを、この鈴鹿という地でしっかりと見ていただきたいという思いを込めて、今回鈴鹿に『Honda RACING Gallery』を開設するに至りました」と、今回のプロジェクトを担当したホンダの稲野貴文氏はその経緯を説明した。
エントランスから通路を抜けた1Fフロアの展示スペースは意図的に暗めの空間となっており、カメラを向けると、照明がスポットで当たった各マシン、エンジン、パワーユニットが“映える”。
「F1マシンは、その多くのカラーリングがビビット(鮮やか/強烈)です。F1をよく知らない方にマシンをしっかりと見ていただくためには、周囲を真っ暗にしてノイズをなくすことで、まずはマシンのカラーリングをしっかりと見ていただきたい」
「そして、マシンに光を当てることで、造形もよくわかるようにしております。たとえば、マクラーレン・ホンダMP4/4とMP4/6が並んでいますが、明るいところで見るよりも、両車の違いが見えやすくなったと思います」と、稲野氏はそのこだわりを語る。
また、写真映えすることも『Honda RACING Gallery』の大きなポイントであり、そこにも狙いがある。
「やはりブランド発信施設として、ホンダというブランド体験をなるべく多くの人にしていただきたいと考えた際に、モータースポーツファンの方だけではなく、モータースポーツファンの方がご家族やご友人を連れてきた際に、その人たちも飽きずに見ていただきたいと考えました」
「そういう思いから、初めてモータースポーツに触れた方にも『ホンダって素敵だね』と思っていただけるように、エントランスから展示スペースに向かうトンネル(通路)から、スマホを取り出して写真を撮っちゃいたくなるような狙いがあります」
「また、中央の展示スペース(レッドブル・ホンダRB16Bとホンダ RA272が展示中)は面天井証明です。陰影がすごく綺麗に出て、マシンを美しく見せることができます。F1をご存知ではない方でも『映えるじゃん!』と、写真を撮っていただけたら嬉しいですね」
Honda RACING Galleryの営業時間は10時から17時まで(季節によって変動あり)。入場料は無料だが、別途鈴鹿サーキットへの入場料が必要だ。
なお、開館初日を含む2024年F1第4戦日本GP期間中の4月5日(金)〜7日(日)の入館は事前予約制となるほか、入場にはF1日本GPの観戦券が必要となる。事前予約は、3月29日(金)より鈴鹿サーキットのオフィシャルサイト内(URL:https://www.suzukacircuit.jp/park/attraction/gallery/)で実施しているが、4月5日と6日はすでに受付終了となっている。
■Honda RACING Gallery 概要
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内
営業時間:10時00分〜17時00分(季節によって変動あり)
入場料:無料(別途鈴鹿サーキットへの入場料・駐車料必要)
■常設展示
名称 | 展示エリア |
---|---|
マクラーレン・ホンダ MP4/5 | エントランス(1F) |
ホンダ RA272 | メインホール(1F) |
ホンダ RA300 | メインホール(1F) |
ウイリアムズ・ホンダ FW11B | メインホール(1F) |
マクラーレン・ホンダ MP4/4 | メインホール(1F) |
マクラーレン・ホンダ MP4/6 | メインホール(1F) |
ホンダ RA106 | メインホール(1F) |
アルファタウリ・ホンダ AT01 | メインホール(1F) |
レッドブル・ホンダRB16B | メインホール(1F) |
RA168E(F1エンジン) | メインホール(1F) |
RA109E(F1エンジン) | メインホール(1F) |
RA806E(F1エンジン) | メインホール(1F) |
RA621H(F1パワーユニット) | メインホール(1F) |
■企画展示:F1日本グランプリ企画展示
名称 | 展示エリア |
---|---|
ロータス・ホンダ 100T | 企画展示エリア(B1F) |
スーパーアグリ・ホンダ SA07 | 企画展示エリア(B1F) |
アルファタウリ・ホンダ AT02 | 企画展示エリア(B1F) |
(Takahiro Kawano / autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

