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物議を醸したハースの戦略を受け、F1がペナルティの厳格化を検討。コース外からの追い越しにドライブスルーを適用か

2024年4月5日

 F1ワーキンググループは、トラックリミットを越えてポジションを上げ、持続的なアドバンテージを得たドライバーに対し、より厳しいペナルティを科すことについて検討している。サウジアラビアGP決勝で、不正に順位を上げたケビン・マグヌッセンが、ペナルティを受けたうえで、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを助けることに成功し、ハースはポイントを獲得することができた。


 コース外を使って持続的なアドバンテージを得たドライバーには、昨年は5秒加算のタイムペナルティが科されたが、今年は倍の10秒ペナルティに厳格化された。10秒加算というのは、状況によっては厳しすぎるとドライバーたちは考えており、FIAやチームもその言い分を理解している。一方で、10秒ペナルティでも足りないケースがあるとも考えられている。


 サウジアラビアでマグヌッセンは、ウイリアムズのアレクンサンダー・アルボンと接触した原因を作ったことで10秒ペナルティ、コーナーをカットしてRBの角田裕毅を追い抜き、ポジションを戻さなかったことで10秒ペナルティをそれぞれ受けた。これは重い罰ではあるが、チーム全体としての戦略が関与してくる場合は、十分な効果を発揮したとはいえない。


 マグヌッセンが、角田、アルボン、アルピーヌのエステバン・オコン、ウイリアムズのローガン・サージェントをはじめとする後方グループを抑えつけ、ペースを落とさせることによって、前方を走っていたヒュルケンベルグはピットイン後も集団の前で戻ることができ、最終的に10位で入賞を飾った。


 不正行為の後にこういった戦略を成功させるのを防止するのに有効な手段は、コース外を利用して追い抜きを行ったドライバーに、ドライブスルーペナルティを科すことだろう。

セルジオ・ペレス(レッドブル)
セルジオ・ペレス(レッドブル)のピットストップ


 ペナルティの流れとしては、違反行為の1周後まではポジションを返すことが可能だが、それを過ぎるとドライブスルーペナルティが自動的に言い渡され、決められた周回数のうちにペナルティを行使しなければならない。つまり、ポジションを返さずに走り続けるメリットはほとんどなくなるわけだ。


 FIAは、全ドライバーのすべての動きを監視するため、ジュネーブのリモートレースコントロールの人員を増やし、体制を整えようとしている。1台につき監視係がひとり付き、走行の最初から最後まで、車載カメラ等のチェックを行う。


 そういう体制で臨めば、担当者がすぐさま違反行為を見つけてレースディレクターのニールス・ヴィティヒに報告できるようになり、ヴィティヒは映像をチェックした後、ポジションを戻すよう、チームに対して指示することができる。それを約30秒で行うことが可能で、ドライバーは問題行為の1周以内にペナルティの可能性を知らされ、ドライブスルーペナルティを避けるためにポジションを戻すことを選択できるというわけだ。


 レギュレーションの変更はまずF1コミッションで承認を受ける必要があるが、FIA関係者によれば、このルール変更は早ければ第6戦マイアミGP、遅くとも第7戦エミリア・ロマーニャGPに間に合う見通しだということだ。



(GrandPrix.com)


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