F速

  • 会員登録
  • ログイン

2026年F1新パワーユニットに『オーバーライド』モードの導入が計画。ドライバー操作のパワーブーストシステム

2024年4月1日

 FIAは、2026年F1に導入する新しいパワーユニット(PU)において、ドライバーが操作するパワーブーストシステム『オーバーライド』モードを導入する計画を、最新のレギュレーション案に加えた。


 2026年にはエンジンレギュレーションが一新され、ターボチャージャー付き1.6リッターV6エンジンの出力が削減される。一方、MGU-H(熱エネルギー回生システム)は廃止されるが、電気出力は150kWから350kWに増やされる。


 FIAはさらにエネルギーブーストのシステムを追加する方針であることが分かった。3月29日版の2026年技術レギュレーション草案において、第5.4.8条に新しいERS-Kシステムのプランが規定されている。標準では345km/hの速度に達することができるが、さらに、ドライバーが追加の電力にアクセスできるようにするブースト機能が備えられる。この『オーバーライド』モードにより、ドライバーはマシンの速度を最高で時速355km/hまで上げることができる。

2024年F1第3戦オーストラリアGP スタートシーン
2024年F1第3戦オーストラリアGP スタートシーン


『オーバーライド』は、かつてF1で使用されたKERSスタイルのブーストシステムであり、インディカーのオーバーテイクシステム『プッシュ・トゥ・パス』に類似したもの。KERSは、ブレーキング時のエネルギーを加速時に再利用するシステムで、F1で2009年から2013年にかけて使用可能だった。


 ドライバーは、『オーバーライド』システムを、バトル中の攻撃と防御のために使うことも、ラップタイム向上のために使うこともできる。2026年のエンジンレギュレーションはまだ最終決定には至っておらず、今後も詳細について、協議が行われていくことになる。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

12/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
第24戦アブダビGP 12/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号