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角田裕毅の貢献を称賛するテクニカルディレクター「速さに一貫性が加わり、フィードバックも優秀」
2024年2月27日
レーシング・ブルズ/RBのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンは、F1での4年目を迎える角田裕毅は成長し、チームに大きな貢献をしていると称賛した。レーシング・ブルズは、今年、スクーデリア・アルファタウリから名称を変更、上層部の体制が再編成され、姉妹チームであるレッドブル・レーシングとの協力関係も強まるなど、大きな変化が起きている。ドライバーに関しても、昨シーズン途中で角田のチームメイトが、ニック・デ・フリースからダニエル・リカルドに代わった。
技術部門の体制変更のひとつとして、今年10月に新たなチーフテクニカルオフィサーとして、ティム・ゴスが加入する。ゴスがその役割に就くまで、技術部門を率いるエギントンは、角田の進歩に感銘を受けていると示唆した。
「裕毅は今も改善し続け、進歩し続け、ドライバーとしてのスキルをさらに身につけつつある」とエギントン。
「彼がピークに達したとは思わないが、(元チーム代表の)フランツ・トストは、ドライバーをレッドブルに入れられる状態にするには3年かかると、常に話していた。その期間を過ぎた時、彼がどのような存在であり、どのような仕事をしているかという話ができるはずだ」
角田の進歩を見て、エギントンは、「彼からはもっと多くの力が生まれる」と確信していると述べ、次のように続けた。
「(角田は)長い道のりを歩んできたが、生まれつきの速さには疑いの余地はなかった。今、彼はそれをもとに、より一貫した走りをし、レースクラフトを向上させつつある。生まれつきのスピードは、必ずしもレースクラフトと一致するとは限らない」
昨年、角田はシーズンの大部分のなかでデ・フリースとリアム・ローソンというルーキーと組んで走ったため、チームが方向性を決めるうえで角田を頼るようになった。その機会を得た角田は、その後、経験豊富なダニエル・リカルドがチームメイトになった後も、成長ぶりを見せたと、エギントンは言う。
「彼はチームに大きく貢献していると思う」とエギントン。「長い道のりを経て、昨シーズンの後半をとても良い形で過ごした。シーズン後半に我々が彼に提供したマシンは、それまでよりも少しドライブしやすく、走っていてより楽しいものだった」
「彼は今も成長途上にあるので、今後、我々は彼からもっと多くのものを得ることができると思う」
フィードバックに関してエギントンは「彼の理解度は高いし、貢献が非常に高く評価されて、自信が高まっている」と言う。
「若手ドライバーが大きなチームに加入して、周囲で起きていることを見て、貢献できるという自信を持つのは、とても難しいことだ。しかし、大事なのは自分が感じていることを説明するために努力することだ。それが出発点であり、それをもとにして構築していく。今の裕毅には、優れたデータバンク、良いリファレンスがあり、経験を生かすことができるようになった」
「最初に来た時には楽な環境ではないが、彼は良い仕事をしてきた。彼は懸命に取り組んできた。私も多くの努力をしてきた。このような複雑なトピックの真相に到達するのは容易ではない。しかし彼は大きな功績を挙げた」
(GrandPrix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

