最新記事
- 【F1日本GP予選の要点】若手が躍進。フェルス...
- 予選日から11万人が来場。F1日本GPは日本人選...
- アントネッリが2戦連続のPP獲得。フェルスタ...
- 【順位結果】2026年F1第3戦日本GP 予選
- F1日本GP後の鈴鹿で2日間のタイヤテストが実...
- 【タイム結果】2026年F1第3戦日本GP フリー...
- 『ディズニー&F1コラボUT』の受注販売をユニ...
- アストンマーティン、アウディ緊急離脱のウィ...
- 国内最高峰で活躍する5名のドライバーが新規...
- 角田、レッドブルのリザーブ就任は「レース人...
- グランプリのうわさ話:メルセデスのフロント...
- 2026年F1日本GP全チームのホイールチェック。...
【2024年F1技術分析】レーシング・ブルズ『VCARB 01』:レッドブルとの緊密な協力関係が見えるエリアとその狙い
2024年2月20日
スクーデリア・アルファタウリからレーシング・ブルズ/RBへと名称を変更し、新たなスタートを切ったチームが、2月21日からのF1プレシーズンテストで、いよいよ体制変更後初のマシン『VCARB 01』の本格走行をスタートする。発表会で披露された画像を、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、その特徴を分析する。
────────────────
かつてのトロロッソ時代のカラーリングを想起させるレーシング・ブルズ2024年モデルからは、姉妹チームのレッドブル・レーシングとの緊密な協力関係が外見からもはっきり見て取れる。
まずはサスペンションの形式だ。昨年のシンガポールで、すでにこっそりとレッドブルRB19のリヤサスペンションが導入されていたが、それが今回の新車ではフロントサスペンションにも拡張された。その結果、『VCARB 01』は、レッドブルと同様に、フロントにプルロッドサスペンションを採用したマシンとなった。
サスアームがモノコック底部からホイールの上部に向かって伸びるプルロッド形式(正面から見ると「逆ハの字」になる)では、ロッカー、ショックアブソーバー、トーションバーもモノコック底部に取り付けられる。さらにこの構成では、サスアームが形作る三角形の角度も大きくなる(上の比較写真参照)。
この形式の利点としては、重心が低くなることによる運動性能の向上、そしてアームを薄くすることによる空力性能の改善が挙げられる。さらにこのジオメトリーでは、サスのバネレートをより上げることができる。
その結果、低速コーナーで車高が上がる場合、より柔らかいトーションバーとショックアブソーバーが使え、車高が下がる高速コーナーやブレーキング時には十分な剛性が得られるため、ドライバーは自信を持って攻めることができる 。
さらに去年のアルファタウリAT04と比較すると、アッパーアームの三角形の角度が大幅に大きくなっている。これによって、アンチダイブ(ブレーキング時の沈み込みを防ぐ効果)がいっそう効力を発揮することになりそうだ。エイドリアン・ニューウェイ考案のこのアンチダイブは、レッドブルの速さの秘密のひとつであった。
ノーズ形状は一見すると、フェラーリF1-75を思い起こさせる。一方で全体的なシルエットは、特にサイドポッドのこぶなどが、昨年のAT04から引き継がれたものなのがわかる。ただしサイドポッドの形状はほぼレッドブルRB19のカーボンコピーと言っていいほど類似しており、エアインテークも下部が前方に突き出した形状となっている(上の比較写真、赤と黄色矢印参照)。とはいえこれは今季のライバルチームぼ新車のほとんどにも言えることだ。
側面の比較写真で明らかなように、アンダーカット(サイドポット下のカット) はより顕著になっている。いうまでもなく気流の入口をできるだけ高くし、できるだけ多くの気流を確保することが目的だ。
すでに去年型のAT04は、英国ベッドフォードのレッドブルの風洞から生まれたものと言ってよかった。そしてレーシング・ブルズの空力エンジニアたちは、まもなくミルトン・キーンズのレッドブルファクトリー近くに拠点を移して開発作業を行うことになる。新たに建設された建物に、デザインオフィスがそっくり移転するのだ。
ただしレーシングチーム自体は依然としてファエンツァに置かれ、パーツ製造はここで行われる。このグループ分けは、マラネロのフェラーリビルの別棟にデザインオフィスを構え、フェラーリと同じ風洞とシミュレーターを使用するハースのやり方にかなり近い。
ますますレッドブルとの結びつきを強めるレーシング・ブルズに対し、ライバルたちは警戒と疑問を強めている。そんな彼らをさらに刺激するかのように、チームはFIAやマクラーレンでテクニカルディレクターを務めたティム・ゴス、そしてアルピーヌのスポーティングディレクターだったアラン・パーメインを引き抜き、かなりの組織強化を図っている。
このマシンを駆る ダニエル・リカルドと角田裕毅が、はたしてどれほどのパフォーマンスを発揮することになるのか。21日から始まるバーレーンテストに注目だ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
| 3/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 3/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 3/29(日) | 決勝 | 14:00〜 |
| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


