最新記事
- アストンマーティンF1、ストロールとの契約延...
- ガスリーとの契約延長を喜ぶアルピーヌF1代表...
- ガスリーがアルピーヌF1と複数年契約を締結、...
- 「高速のコース特性」が原因か。ルクレールと...
- RBとアルピーヌ、マシン改良で別れた中位勢の...
- アストンマーティン、アロンソの個人的な依頼...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第10戦...
- アルピーヌF1のブリアトーレが、サインツ獲得...
- マクラーレンF1代表、スペインGPの敗因にスタ...
- 【SNS特集】F1スペインGP:ハミルトン、18シ...
- 2024年F1第11戦オーストリアGP TV放送&タイ...
- フェラーリF1のバスール代表、ライバルに対す...
F1 2024年シーズンに注目すべき10のこと(7)空力テスト削減のペナルティがレッドブルRB20に与える影響
2024年1月23日
2024年F1に向け、GrandPrix.comの執筆陣が、来るシーズンに注目する10の項目をピックアップした。チームの運命、F1が抱える問題点、ドライバー市場など、多岐にわたるテーマを個別に紹介していく。
────────────────
レッドブル・レーシングは、2021年にコストキャップ違反を犯したことのペナルティとして、空力テストを1年間にわたり10パーセント減らされた。しかし彼らは2023年に圧倒的な強さでシリーズを支配したため、このペナルティによるダメージは全くなかったと考える者も多い。
だが、ペナルティが科されたのは2022年10月末であり、その段階でレッドブルはすでに2023年型マシンのプロジェクトをほぼ終えていた。そのためにRB19の設計には何の影響もなく、開発にもさほど影響がおよばなかったといっていいだろう。
ペナルティの影響を被ったのは、2024年型RB20の設計プロセスである。レッドブルは、風洞とCFDに関する本来許されたはずの空力テストの量の10パーセントを失った状態で、RB20の設計を行った。2023年10月末以降には、本来の割り当てを取り戻したものの、レッドブルはチャンピオンチームであるため、そもそもレギュレーションで許される空力テストの量がライバルたちよりも少ない。ペナルティの影響があったのか、それともさほどなかったのかは、2024年シーズンの序盤に明らかになるだろう。
レッドブルは、2023年ヨーロッパラウンドに大規模なアップグレードを行った後、RB19よりも2024年型マシンの設計と開発にリソースを集中させた。その方針が、ライバルたちに対する不利を補えたかどうか、プレシーズンテストで最初の印象を確認するのは興味深い。
完璧に近い状態であればあるだけ、開発と改善の余地が小さくなる。さらに空力テストも制限されていることで、理論的には、レッドブルは、メルセデス、フェラーリ、アストンマーティン、マクラーレンよりも小さな進歩しか遂げられないはずだ。ただし、ライバルたちと異なり、レッドブルのマシンの空力プラットフォームを考えるのは、天才エイドリアン・ニューウェイであることを忘れてはならない。レッドブルがライバルたちに追いつかれるという期待をするのは、今年も難しいかもしれない。
【F1 2024年シーズンに注目すべき10のこと】
(1)メルセデスは復活できるのか
(2)勝利か息子か。アストンマーティンF1オーナーが迫られる決断
(3)24戦開催を喜んでいるのはFOMだけ。関係者の疲労が深刻に
(4)興味深いグリッド後方争い。激動するハースは最下位を脱出できるのか
(5)逸材ピアストリの2年目の進化と、ノリスのステータス
(6)FIA対F1の政治闘争が激化。新コンコルド協定に影響も
(GrandPrix.com)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |