ミシュラン、タイヤワンメーク化に疑問
2004年5月8日
先日発表された「F1改革」で、2008年からタイヤの供給を1社にしぼっていく方向性が示されたのに対して、ミシュランは否定的な意見を発表した。
現在、ウイリアムズ、マクラーレン、ルノー、BAR、ジャガーとトヨタの6チームにタイヤを供給しているミシュランに対し、もう1社のブリジストンは、フェラーリ、ザウバー、ジョーダンにミナルディの4チームへの供給となっている。
しかしながら、FIAが提出したF1におけるコスト削減案の中で、将来的にはタイヤの供給を1社に限るとしてある。ミシュランは、まだ公式に通達を受けたわけではないと前置きをしながらも、これには驚かされたという。
「2001年にF1に参入した当時、特定のチームによって、そのチームに有利に働くようにF1が動かされていた。」とミシュラングループのCEO、エドワード・ミシュランは語る。「また更にそれらの要求は、F1の利権を高めるためにF1の統括機構に支持されてきた。」
ミシュランは発表のなかで次のように述べている。「ミシュランは、タイヤの一社独占が決定する前に、現在タイヤを供給しているチームと協議を行う。近年増大化が著しいF1のコスト削減には、もちろん賛成である。」
「タイヤ供給を1社に限定するのはコスト削減にはつながらないと考える。そのかわりミシュランは、競争原理を保ちながらコスト削減につながる方法を提案したい。これは、明確で厳格なルールの枠組みの中においても可能である。」
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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