F速

  • 会員登録
  • ログイン

代表交代のハースF1、テクニカルディレクターのシモーネ・レスタもチームを離脱か

2024年1月11日

 ハースF1チームのテクニカルディレクター、シモーネ・レスタがチームを離れることが決まったようだ。ハースは、1月10日、チーム代表ギュンター・シュタイナーがチームを離脱し、ディレクター・オブ・エンジニアリングを務めてきた小松礼雄が後任になることを正式に発表した


 レスタはスクーデリア・フェラーリでシャシーテクニカルディレクターを務めた後、フェラーリとハースの技術提携の一環で、2021年に数十人のエンジニアたちとともにハースに出向した。しかしハースがコンストラクターズ選手権最下位に終わった2023年の終わりに、レスタはハースの職を辞することを決めたといわれる。

シモーネ・レスタ(ハース テクニカルディレクター)&ミック・シューマッハー(ハース)
2022年F1第7戦モナコGP シモーネ・レスタ(ハース テクニカルディレクター)&ミック・シューマッハー(ハース)


 レスタは今もフェラーリに籍があり、3年前にスクーデリアからハースに移った従業員のほとんどと同様に、フェラーリに戻ることは容易だ。しかし、フェラーリはあと約1年でメルセデスのパフォーマンスディレクター、ロイック・セラを迎え入れ、2026年に向けては、レッドブルのピエール・ワシェをテクニカルディレクターとして獲得するものと予想されており、レスタが復帰する場合、彼が望むポジションに就けるかどうかは疑問だ。レスタとしては、テクニカルディレクターより下の役割を受け入れるつもりはないだろう。

シモーネ・レスタ(2017年/フェラーリ)


 レスタは、フェラーリに復帰するよりも他チームに移籍する可能性の方が高そうだ。かつてザウバーで働いていた経験はあるものの、ザウバーはすでに2026年にアウディとして活動することが決まっており、テクニカルディレクターとしてジェームズ・キーと契約済みだ。そういう状況からして、レスタがザウバーに加入することは考えづらいが、彼は非常に評価が高い人物であり、どこかのチームからオファーを受けることは間違いない。


 イタリアの情報筋によると、レスタがハースのテクニカルディレクターのポジションから降りる決断をした背景には、上層部の意向に従うなかで、自由な開発を行えなかったことにあるという。


 レスタはハースのマシンのコンセプトをフェラーリのコンセプトに基づいたものにする必要があり、それによってVF-23はシーズンの大部分を通して競争力不足に陥った。2023年シーズンに向けてスクーデリアが行った準備は、前チーム代表マッティア・ビノットとデイビッド・サンチェスが先導して行ってきたが、それがフェラーリを誤った方向に導いた。レスタはそれに気づいていながら、ツールが不足しているために、完全に異なる方向へと進むことができなかった。


 その上、2026年型マシンのコンセプトも、フェラーリに倣う必要があり、スクーデリアから購入可能なパーツの数が増やされ、独自の設計を行う自由が制限されると知ったレスタは、辞職を決めたという説がある。


 また、2023年シーズン終盤に、ハースが選手権最下位から脱出するため、VF-23の新バージョンを導入するという決定がなされた。それに関して貴重なリソースが費やされたが、レスタとしては、そのリソースを2024年型マシンの設計と開発に使用したいという考えを持っていたといわれる。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
2023年F1第19戦アメリカGPスプリント ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)


 大規模な改造がなされたハースのマシンは、チームのポジションを押し上げるほどの力は発揮しなかった。ハースはアップデート以降もポイントを獲得できず、ニコ・ヒュルケンベルグは、非常に運転しづらいマシンであるとして、終盤には元の仕様のマシンに戻して戦った。


 ハースは早急に新しいテクニカルリーダーを見つけなければならない。すでに今後18カ月の開発におけるベースラインは固まっているため、2024年型と2025年型マシンに関しては、ある程度残ったスタッフに作業を引き継ぐことができるが、新レギュレーションが導入される2026年型マシンの設計と開発を率いるリーダーを決めることが重要となる。この年のマシンは、その後の4シーズンのパフォーマンスに影響を与えるからだ。



(GrandPrix.com)


レース

3/13(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
3/14(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/15(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
第6戦マイアミGP 5/3
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号