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ローソンの走りに納得したベルガーとマルコ。一方で前代表トストは懐疑的だったとアルファタウリCEOが明かす
2024年1月12日
アルファタウリのCEOを務めるピーター・バイエルが明かしたところによると、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、将来のF1ドライバー候補としてリアム・ローソンに注目するようレッドブルを説得するのに一役買ったが、アルファタウリのチーム代表フランツ・トストは懐疑的だったという。
ローソンは早い段階からカートとF4で活躍しており、2019年のトヨタ・レーシング・シリーズで圧勝したことから、その年にレッドブルの若手ドライバープログラムに迎えられた。しかしこの年、17歳だったローソンはMPモータースポーツからFIA F3選手権に参戦してかなり苦戦し、初シーズンのドライバーズ選手権は11位にとどまった。
2020年の冬、ローソンは再びトヨタ・レーシング・シリーズに参加して2位でフィニッシュし、ハイテック・グランプリから参戦したF3では選手権5位につけた。2021年にはFIA F2でデビューを飾り、並行してレッドブルAFコルセからDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦。タイトルにはわずか3ポイント及ばなかったが、そこでローソンは、DTMのマネージングディレクターだったベルガーの目に留まった。
フェラーリやマクラーレンに在籍したベルガーは、ローソンに非常に感銘を受け、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコに、ローソンに注意を払うようアドバイスした。そして2022年、ローソンの2回目のF2シーズンにマルコは注目した。ローソンはチャンピオンシップで3位となったが、この力強い結果は当時FIAにいたバイエルも目の当たりにしていた。
「ゲルハルトはリアムのレーシングスタイルの大ファンだ」とバイエルは『Speedcafe』に語った。
「『彼は逸材だ。彼はギャップに飛び込もうとしているし、速いんだ』と彼は言っていた」
「ヘルムートも彼の生まれながらのスピードに納得していたが、フランツは最初は少々懐疑的で、『彼の結果を見ると私は確信が持てない』と言った。結果だけを見ると、彼は傑出したドライバーではない。しかし彼はさまざまなカテゴリーで多くのレースを経験してきたし、何度も輝きを見せていた。ヘルムートは100%、『彼は素晴らしい』という感じだった」
「フランツ、クリスチャン(・ホーナー/レッドブルF1代表)、そして私は長時間議論をした。こうしてリアムは(レッドブル・レーシングの)リザーブドライバーとなった」
レースウイークにレッドブルに同行していたローソンは、昨年8月にザントフォールトで行われたオランダGPでアルファタウリから呼び出された。ダニエル・リカルドが金曜日のフリー走行中に手を骨折し、急遽欠場することになったためだ。ローソンは不安定なコンディションのなか、予選もレースも非常に見事にやり遂げた。ローソンはその後さらに4レースに出場し、シンガポールGPでは初の入賞を果たしたが、イタリアGPと日本GPでは11位でポイントを逃した。
しかし代役期間の終わりまでに、バイエルは大きなプレッシャーの下で発揮されたローソンの卓越したスキルに確信を抱いた。バイエルに言わせると、ローソンは本物の逸材だという。
「F1でこの1回のチャンスを得たら、結果を出したいと思うものだ。なぜならたった20のシートしかないからだ」とバイエルは説明した。
「私は(アルファタウリのCEOに就くための)株主たちとの面談についてリアムに話した。私は多くの面談をしてきたし、人生で多くの話をしてきたが、それでもとても緊張した」
「彼らは結果を出さなければならないと分かっているが、それは1回限りだ。1回のチャンスはあるかもしれないが、それだけだ。リアムはザントフォールトで非常に緊張したと言っていた。彼はマシンのなかで手が震えているようだったと言っていたが、一度走ってしまえば大丈夫だった」
「それがレーシングドライバーというものだ。突然切り替わって、その興奮をパフォーマンスに変えるのだ。それが彼らの違いだと実感できるし、彼(ローソン)が間違いなくできることだ。彼をマシンに乗せれば、それがスイッチとなって彼は進んで行く」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |