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レッドブル&HRC密着:最後は自己ベスト更新ならずもポール獲得。全セクターをミスなくまとめたフェルスタッペン
2023年11月26日
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、今シーズン最後となったF1第23戦アブダビGPの予選をポールポジションで締めくくった。
だたし、今回の予選はシーズン中に何度も見られた、圧倒的な速さで勝ち取ったポールポジションというわけではなかった。
そのことがよく表れているのが、セクター別のタイムだ。フェルスタッペンがトップタイムをマークしたセクターは、じつはひとつしかない。それはセクター2だ。中〜高速コーナーが多いセクター1はランド・ノリス(マクラーレン)が区間トップで、曲がりくねったセクター3はジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップだった。
では、なぜフェルスタッペンはポールポジションを獲得できたのか。それは、ミスをせず、すべてのセクターをまとめ上げるという能力があるからだ。
セクター1で全体トップだったノリスは、セクター2でも自己ベストをマークしていた。セクター2を通過時のタイムは53.163秒だった。しかし、ノリスはセクター3で自己ベストよりコンマ3秒以上遅い30.789秒という痛恨のミス。結局、5番手に終わった。
セクター3が最も速かったラッセルは、最後のアタックのセクター1で17.097の自己ベストをマークしていた。セクター3の区間最速タイムもこの最後のアタックで記録しており、セクター1とセクター3のタイムだけなら47.462秒と、フェルスタッペンがポールポジションを獲得したQ3の1回目のアタックでのセクター1とセクター3の合算タイムである47.551秒より速かった。
これに対して、フェルスタッペンはセクター2で最速タイムを叩き出したQ3の1回目のアタックでは、セクター1とセクター3でもミスを犯さず、しっかりとまとめた。
フェルスタッペンがミスを犯さないアタックをしていたことは、最後のアタックのタイムにも表れている。フェルスタッペンは最後のアタックで自己ベストを更新していないがそのタイムは1分23秒550だった。これは最後に自己ベストを更新して予選2位番手ジャンプアップしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)の1分23秒584よりも速かった。
ミスを犯さず、隙のないアタックで今シーズン自己最多を更新する12回目のポールポジションを獲得したフェルスタッペン。レッドブルの22戦21勝という年間最高勝率更新への準備は整った。
(Masahiro Owari)
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9/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
9/7(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 309 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 205 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 184 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 64 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | アイザック・ハジャー | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 584 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 248 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 214 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 80 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 60 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

