「どうしてこんなに不運なんだ!」2番グリッドのルクレール、トラブルでスタートできず:フェラーリ/F1第21戦
2023年11月7日
2023年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2番グリッドを確保していたが、フォーメイションラップ中にマシントラブルが発生。ルクレールはコースオフし、そのままリタイアとなった。フェラーリは、トラブルについて次のように説明している。
「フォーメイションラップ中、シャルルのマシンシステムのひとつに問題が発生し、油圧の供給が失われた。その結果、彼はパワーステアリングとギヤボックスコマンドを失った。残念ながら、彼がマシンをコントロールするためにやれることはなく、スピンしてウォールに突っ込むことを避けられなかった」
サインツは7番グリッドから、メルセデスより上位の6位を獲得した。フェラーリは現在、コンストラクターズ2位の座を手に入れるために、メルセデスとのポイント差を縮めようとしている。今回、メルセデスは不調で、11ポイントしか獲得できなかったため、フェラーリにとっては絶好のチャンスだったが、ルクレールの決勝リタイアもあって13点ポイントにとどまった。両者のポイント差は残り2戦で20ポイントという状況だ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=リタイア(0周/71周)
2番グリッド/タイヤ:ソフト
僕にとっては期待はずれの一日だった。2番手グリッドからのスタートだったから、大量得点を持ち帰って、選手権争いでの順位を上げることを狙っていた。それなのに、残念ながら早々とリタイアしなければならなかったんだ。フォーメイションラップのターン6で、パワーステアリングを失ってステアリングが急に重くなり、後輪もロックしてしまった。
いまはもう最後の2レースに焦点を合わせている。決してあきらめるつもりはないし、コンストラクターズ選手権の順位争いを、手の届く限り最高の結果で終えるために戦っていく。まずはラスベガスで全力を尽くすよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=6位(71周/71周)
7番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト
厳しいレースになった。昨日と同様にクラッチに問題があり、スタートは2回とも良くなくて、そこでいくつかポジションを失った。その後は、コース上で2台のメルセデスを抜くことができたものの、それ以上は無理だった。残念ながら、今日はアストンマーティン、レッドブル、マクラーレンの方が僕よりも速くて、6位以上は望めなかったんだ。
シャルルがレースをスタートできなかったのは本当に残念だ。2台揃って戦えれば、メルセデスとの争いでとても重要なポイントを、ここブラジルで稼げたはずだからね。ここでいったんバッテリーを充電して、ラスベガスではまた好調さを取り戻せればと思っている。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

