F1メキシコシティGP FP1:フェルスタッペン最速、アルボンが2番手に。ルーキー勢最速はハースのベアマン
2023年10月28日
2023年F1第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)のフリー走行1回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。
このフリー走行1回目と次の2回目では、日本GPに引き続きピレリのタイヤテストが行われる。メキシコシティGPではC4タイヤをテストすることになっており、各ドライバーにプロトタイプのタイヤが2セット割り当てられる。
また、今回は5チームからルーキードライバーがFP1に参加した。ドライバーはオリバー・ベアマン(ハース)、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、フレデリック・ベスティ(メルセデス)、テオ・プルシェール(アルファロメオ)、アイザック・ハジャル(アルファタウリ)だ。若手ドライバーにF1マシンでの走行機会を与えるため、チームは各マシンにつき1回ルーキードライバーを金曜のフリー走行に起用しなければならないと規則で決められている。なおルーキードライバーに該当するのは、F1のレースに出場した経験が2回以内のドライバーだ。
気温23度、路面温度43度というコンディションで、現地時間12時半にセッションがスタート。開始早々、コースに出たハジャルが「ストールした」とピットに戻る。またカルロス・サインツ(フェラーリ)は油圧系の問題が出てパワステも効かないと報告しており、7周を走ってピットに戻った。
序盤は多くのクルマがテストタイヤで走行し、その後ミディアムタイヤを投入したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分20秒245でトップ、母国レースを迎えたセルジオ・ペレスが1分21秒596で2番手に続く。一方マクラーレンはランド・ノリスがハードタイヤを履き1分22秒372で5番手、オスカー・ピアストリはソフトタイヤを投入して1分20秒844で4番手だ。
セッション中盤を迎えても、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はテストタイヤで2周を走っただけで、タイムを出していない。プルシェールも「同じ問題が出た」とトラブルに見舞われており、思うように走行できていない様子だ。
後半に入ると徐々にソフトを履くマシンが増えていき、ノリスがフェルスタッペンを上回る0.008秒上回るが、フェルスタッペンはすぐに1分19秒718とノリスよりもコンマ5秒速いタイムで再びトップに立った。ペレスも1分20秒015で続いたが、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が1分19秒813でレッドブルの間に割って入った。
終盤は各チーム2台でタイヤをわけてロングランに取り組んだ。首位は変わらずフェルスタッペンで、アルボン、ペレスというトップ3でセッションは終了。ルーキー勢はベアマン15番手、ハジャル17番手、ドゥーハン18番手、ベスティ19番手となっており、プルシェールはタイムを残せなかった。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

