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マクラーレンF1、次戦アメリカGPで最先端の再生炭素繊維を試用。“ネットゼロ”達成に向けた取り組みの一環
2023年10月17日
マクラーレンF1チームは、2030年までに完全に持続可能なF1マシンを開発するという野心的な取り組みの一環として、来週の第19戦アメリカGPで最先端の再生炭素繊維を試用する予定だ。
マクラーレンの取り組みは、ネットゼロに向けた目標に寄与する画期的な技術や素材を探求するというチームの広範にわたる使命とも一致している。チームは先進的な複合材企業である『V Carbon』社と協力し、最先端の技術によって再生素材を確保した。
再生炭素繊維を使用して製造された車両コンポーネントは革新的な進歩を表している。まずはMCL60のコクピットのブランディングパネルに使用され、V Carbon社のロゴが目立つように表示されることになる。
マクラーレンは、再生炭素繊維の環境面での利点には、次のようなものがあると述べている。
(1)標準的な炭素繊維と比べて生涯排出量が90%削減される。これは使用される各材料1トンあたり27トンの炭素排出量に相当する
(2)2022年に世界で製造された炭素繊維のうち1%が再生炭素繊維であったら、32,535トンの炭素排出量が削減されていた。これは2022年のマクラーレン・レーシングの総排出量の半分に相当する
(3)F1マシンの製造は、F1チーム全体の二酸化炭素排出量の最も大きな要因のひとつである。したがって、よりサステナブルな素材の使用を増進することは、排出量の削減につながる大きなポテンシャルを秘めている。
オースティンでのテストが成功すれば、マクラーレンは2023年のF1シーズン残りの期間中、その素材をマシンに搭載し続ける予定だ。チームはまた、今後の車両設計へ同素材をさらに応用するための調査にも熱心に取り組んでいる。
「我々はV Carbon社と提携して持続可能な素材の分野で先頭に立ち、オースティンでのグランプリで再生炭素繊維を使用することを誇りに思う」とマクラーレンF1チームのCOOを務めるピアーズ・シンはコメントした。
「将来における再生炭素繊維の応用の可能性は、非常にエキサイティングだ。V Carbon社は炭素繊維の本来の強度の85%を出しており、この素材はF1やそれ以外の分野での応用に十分な強度を備えている」
「我々は変化を加速するために、FIA、F1、そして他チームと緊密に協力していく」
マクラーレンのサステナビリティ担当ディレクターを務めるキム・ウィルソンは次のように述べた。
「完全に持続的に循環するF1マシンを開発することは、私たちの壮大な計画だ。この分野でのイノベーションが、私たちの野心的な持続可能性の目標達成に大きく貢献する可能性があることはわかっている」
「今年のアメリカGPでF1マシンの主要部品に再生炭素繊維を使用し、コース上でのパフォーマンスを分析することは、マシン製造に関わる温室効果ガス排出量(GHG)全体を削減するための重要な一歩となる」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 100 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 80 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
| 4位 | ランド・ノリス | 51 |
| 5位 | ルイス・ハミルトン | 51 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 43 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 26 |
| 8位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 16 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 180 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 110 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 94 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 30 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 23 |
| 6位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 5 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


