F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

フリー走行二回目はBARホンダがワンツー!

2004年4月23日

 F1サンマリノGPは金曜午後のフリー走行2回目が行われ、好調、BARホンダのジェンソン・バトンがトップタイムをマーク。チームメイトの佐藤琢磨が2番手につけ、BARホンダが1位、2位を独占、明日の予選に向けて好位置につけた。

 イモラ・サーキットの上空は依然快晴、気温22度、路面温度25度、風速2.8m/秒、湿度31%、1008.8HPというコンディション。まずは開始3分、ジャンカルロ・フィジケラが1分24秒122でトップに立つ。さらにその1分後、BARホンダのテストドライバー、アンソニー・デイビッドソンが1分22秒449でトップに浮上する。
 BARホンダはさらに開始8分、バトンが0.57秒遅れで2位に。3位デイビッド・クルサード、4位にキミ・ライコネンとマクラーレン勢が続く。午前中マクラーレン・メルセデスの二人は併せて12周しかしていない。明らかにエンジン温存策のようだ。
 午前中トップのミハエル・シューマッハーは、開始12分で1分22秒132というタイムを出しトップに浮上。さらにルーベンス・バリチェロが0.3秒弱の遅れで2位に入ってくる。
 しかし開始15分でルノーのフェルナンド・アロンソが0.36秒遅れの2位に。セクター2は最速だ。
 その後ファン-パブロ・モントーヤがミハエル・シューマッハーを上回るタイムを出すが、シューマッハーはモントーヤより0.5秒速い1分21秒164でトップに返り咲く。


 そんなミハエル・シューマッハーのタイムを破ったのは佐藤琢磨。開始27分にシューマッハーを1000分の5秒下す1分21秒159でトップに浮上。セクター3が最速だ。さらにBARホンダのチームメイト、バトンが琢磨のタイムを0.19秒上回りトップに。バトンはセクター1が最速。この時点でBARホンダの二人がフェラーリをリードする形となった。デイビッドソンのホンダエンジンは1万8410回転を記録している。
 トップタイムに沸くBAR勢だが、2時40分に午前中のピットレーン・スピード違反が発表された。BARホンダの佐藤琢磨が4回、デイビッドソンとバトンが1回ずつ。BARホンダ・トータルで6500ドルの罰金を支払う羽目になった。他にはジャガーのヴィルドハイムが1回。
 セッションも残り13分となったころ、トヨタのリカルド・ゾンタにトラブル発生。コーナー脇にストップ、ゾンタはマシンを降りた。
 BARホンダにトップを譲ったフェラーリ勢だが、残り5分になってミハエル・シューマッハーは1分21秒台でロングランを敢行。バリチェロもこれに続いてる。マクラーレンのキミ・ライコネンがシューマッハーに続く4位。
 3時00分、チェッカー! バトンがトップタイム、琢磨が2位でBARホンダのワンツー! フリー走行ながらホンダエンジン搭載車のワン・ツーはマクラーレン・ホンダ以来13年ぶりとなった。




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号