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BAR、イモラを前にテストを完了

2004年4月19日

 バーレーンGPとサンマリノGPの間の3週間のインターバルを有効に利用し、ラッキーストライクBARホンダはテストを行った。

 南仏ポール・リカール・サーキットにてレギュラードライバーのジェンソン・バトンと佐藤琢磨がBARホンダ006を走らせた一方、イタリアのバイラノでは第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンがテストを行った。
 全長4.153km、計10個のテクニカルコーナーを持つポール・リカールでは、来るイモラとモナコの2戦に備え、ウイリアムズ、ルノー、マクラーレン、トヨタ、ジャガーと合同テストを実施。主な目的は、空力とエンジン、それにヨーロッパラウンド開始に向けたコンパウンド選びの集中的タイヤテストだった。
 1日目の水曜日はバトンが見事な走りぶりで141ラップし、この日の最速タイム、1分06秒930をマーク。2番手のマクラーレンのキミ・ライコネンに0.5秒以上の差をつけた。
 木曜、バトンは計150ラップ(617km)を周回し、タイヤテストを完了した。これはチーム内のテスト記録にもなり、現行のシャシーとエンジンの双方の信頼性を示した。バトンはこの日も1分06秒301で最速タイムを記録した。再びライコネンが2番手につけたが1秒以上の差をつけた。


「今週のテストは本当にチームの役に立った」とバトン。「ポール・リカールで上々のタイムを出せて、周回もかなり重ね、マシンの信頼性の高さが実証された。テストの大部分はサンマリノのタイヤ選択のために当てられた。ミシュランは短距離走行・長距離走行の両方に備えとてもいい仕事をしてくれたが、いまだにイモラで使うタイヤはどのタイプがいいのか決めかねている」
「全般的に、空力の新パーツもエンジンの開発にも、マシンパッケージ全体として満足している。フェラーリに余裕をもって挑もうとするにはまだまだ長い道のりが控えているが、僕らはかなり進歩ができているし、テストのリザルトを見ると励まされる」
 ポール・リカール最終日の3日目は佐藤琢磨が担当した。だが、あいにく天候に恵まれず、午前中に9回の走行、計10ラップを走るのみに終わった。
「僕がポール・リカールでテストできるのは、今日(金曜)1日だけだったのに、天候のせいで始める間もなく終わってしまった感じだ」と佐藤。「イモラは2002年に1度しか走ったことがないのに、その準備を実際なにも終わらせられなかった。ジェンソンはここでとてもいい2日間に恵まれて、イモラ向けパッケージをテストできたので、きっと大丈夫だろう。チームとしてはしっかり前進できているので、来週末を楽しみにしている」
 一方のデビッドソンは北イタリアのバイラノ・サーキットで、3日間にわたるテストを開始、BARホンダ006−02の空力のテストを行う予定だったが、不運にもオイル漏れによる出火で車が破損し、以降の当地でのテストは流れてしまった。




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