ミハエル・シューマッハーはキミ・ライコネンとフェルナンド･アロンソを次世代のスターだと認めている。しかし、誰が一番速いのかには触れてはいない。
　イタリアのガゼッタ紙によるとミハエルは次のように語っているという。
　「いろんな若手ドライバーを見てきた。ライコネンは去年活躍したし、アロンソなどは現在調子がよい。でもマシン良くなければ優勝は狙えないんだ。」
　ミハエルは引退の時期を明らかにはしていない。しかし、引退してもチームの代表にはならないようだ。
　「僕は、フェラーリの復活に対してどのくらいまで貢献したのか、よく知っているんだ。これが自分の限界を知っている理由さ。僕はチームに幸運を招いてる訳じゃない、チームのそれぞれが役割を果たすしかないんだ。」
　六度のタイトルを手に入れながらも、ミハエルは自分の限界を認めている。もしミナルディのような小さいチームに行っても勝てますか、との質問には、次のように答えた。「ポール・ストッダートのことは良く知っているし、気に入っているよ。でも今のF1において、資金が無いチームが勝つチャンスは限られているだろうね。いくらドライバーが良くても、一つの要素にしか過ぎないからね。」

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