アルファタウリのダニエル・リカルドは、F1の3週間のサマーブレイク期間中に体力強化に取り組み、シーズン後半のレースウイークに容易に入ることができるようにするつもりだと述べている。

　34歳のリカルドは、不振に陥っていたニック・デ・フリースの後任として、ハンガリーGPからアルファタウリに起用された。リカルドは立派な仕事をした一方で、スパ・フランコルシャンでのベルギーGPは体力的に厳しい試練となり、競技面についても課題があった。

　雨に見舞われた週末、リカルドはレースの大半で後方を走っており、結果は16位と振るわなかった。リカルドは体力的には予想以上に耐えることができたと感じたが、彼はこれからの数週間でさらに心身を鍛えるつもりだ。

「この時間を使って、言ってみれば体力面で追いつきたい」とレース後にリカルドは語った。

「僕のレースでの体力が他のドライバーと同じでないのは明らかだ。でもよりうれしかったことのひとつは、レース後に感じたことかもしれない。予想していたよりも実際にははるかにいい気分だったんだ」

　しかしリカルドは、今月末にザントフォールトで再開されるF1レースは、体力的に特に厳しいものだと指摘した。

「シャットダウンが始まったら、その時間を使ってトレーニングをするつもりだ。もちろん少しは休暇を楽しむけれど、僕には6カ月の休暇があったからね。ザントフォールトは身体的負荷が高い。首に負担がかかるし、高速だ」

「だから確実にトレーニングをする。心身ともに万全であれば、レースウイークを迎えるのを楽に感じると思う。答えなければならない質問は少ないだろう」

この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています