F速

  • 会員登録
  • ログイン

【角田裕毅F1第8戦分析】ポイント獲得の喜びから一転。入賞圏外に降格し落胆、レース後にはへたり込む姿も

2023年6月5日

 F1第8戦スペインGPで9番目にチェッカーフラッグを受けた角田裕毅(アルファタウリ)に、チームから無線が入る。


「ユウキ、スチュワードから5秒ペナルティを科せられた。そのため、我々の最終順位は12位だ」


 それを聞いてパルクフェルメに帰ってきた角田は、レース後に定められている体重測定を車検室で行った後、車検室の裏に出てくると、ほかの大勢のドライバーたちであふれかえる空間を避け、FOMの臨時オフィスの裏手に歩いて行った。おそらく、そのときの角田は周りのすべての人たちが敵に見えていたのかもしれない。

【角田裕毅F1第8戦分析】
車検室の裏はドライバーらで溢れかえっている

【角田裕毅F1第8戦分析】
FOMの臨時オフィスの裏手に歩いて行った


 FOMの臨時オフィスの裏手に行くと、そこにはいままで見たことがない光景があった。角田がひとりへたり込んでいた。真っ先に駆け寄ったのが、トレーナーのマイケル・イタリアーノだ。続いて、チーム広報のヤナ・ゲイテルダーが近寄る。チェッカーフラッグを受けたドライバーは直ちにメディアの取材に応じなければならないからだ。

【角田裕毅F1第8戦分析】
FOM臨時オフィスの裏手では角田がへたりこんでいた

【角田裕毅F1第8戦分析】
駆け寄ったトレーナーのマイケル・イタリアーノ

【角田裕毅F1第8戦分析】
チーム広報のヤナ・ゲイテルダーも近寄る


 しかし、角田はなかなか立ち上がれない。しばらくすると、マネージャーのマリオ宮川がやってきた。その直後、今年から角田のパーソナルアシスタントを務め、このグランプリがデビュー戦となった平松雄大も駆けつける。

【角田裕毅F1第8戦分析】
マネージャーのマリオ宮川がやってきた

【角田裕毅F1第8戦分析】
角田のパーソナルアシスタントを務める平松雄大も駆けつける


 それでも、角田は立ち上がることができない。それから数分後、角田はようやく立ち上がり、メディアが待つ、ミックスゾーンへ歩き出した。

【角田裕毅F1第8戦分析】
角田はしばらく立ち上がらなかった

【角田裕毅F1第8戦分析】
数分後、ミックスゾーンへ向かって歩き出した


「全力を出し切ったのに、ポイントを逃したという現実をいまはまだ受け止められません」


──周冠宇(アルファロメオ)とのバトルで5秒ペナルティを受けたわけですが、接触はしていないですよね?
角田:はい


──ブレーキでロックアップもしていない?
角田:はい


──さらにアウト側にスペースも残していた?
角田:はい


──それで5秒ペナルティは重いですよね。
角田:まあ、どうでもいいです


──レース直後、マシンをパルクフェルメに停めた後、車検室から出てきて、かなり長い間、座り込んでいましたが、どんな気持ちでしたか?
角田:厳しいレースで全力を出し切って9位を勝ち取って、すごくうれしかったんですが、その後、ペナルティを受けて入賞圏外へ落ちたと聞いて、かなり落ち込みました。結構、落ち幅は大きかったです


 そう語ってミックスゾーンを後にした角田を、イギリスのテレビ局(チャンネル4)がつかまえて、緊急インタビューした。

【角田裕毅F1第8戦分析】
イギリスメディアの『チャンネル4』が角田にインタビュー


 今シーズンの角田は2回の入賞以外も、常にポイント争いに絡むレースを続けてきた。それでも、最後は11位以下でチェッカーフラッグを受けてきた。しかし、今回は9番目にチェッカーフラッグを受けたにも関わらず、その後12位に降格。そのショックは私たちが想像する以上に、角田にとっては受け入れ難い事実だった。



(Masahiro Owari)


レース

3/13(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
3/14(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
3/15(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位ジョージ・ラッセル51
2位アンドレア・キミ・アントネッリ47
3位シャルル・ルクレール34
4位ルイス・ハミルトン33
5位オリバー・ベアマン17
6位ランド・ノリス15
7位ピエール・ガスリー9
8位マックス・フェルスタッペン8
9位リアム・ローソン8
10位アービッド・リンドブラッド4

チームランキング

※中国GP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム98
2位スクーデリア・フェラーリHP67
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム18
4位TGRハースF1チーム17
5位オラクル・レッドブル・レーシング12
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム12
7位BWTアルピーヌF1チーム19
8位アウディ・レボリュートF1チーム2
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム2
10位キャデラックF1チーム0

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
第6戦マイアミGP 5/3
  • 最新刊
  • F速

    2026年4月号 Vol.2 シーズン開幕直前号