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明暗を分けた二人 BARホンダ

2004年3月21日

 マレーシアGP2日目の予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは6番グリッドを獲得。チームメイトの佐藤琢磨はアタック中にスピンを喫し、最後尾からのスタートとなった。
 トップのM・シューマッハ(フェラーリ)は、昨年のポールタイムを3秒5も縮めて1分33秒台に突入。バトンはそれによく食らい付き、コンマ6秒遅れの6番手タイムだった。そのバトンを含め、3番手のR・シューマッハ(ウィリアムズ)から9番手のF・アロンソ(ルノー)までの7人が、僅かコンマ2秒前後にひしめく超僅差。午後の予選での大接戦を予感させた。一方の佐藤は、今一つタイムが伸びず15番手だった。
 開幕戦で6位入賞だったバトンは、1回目の予選は6番目に出走。スムーズなドライビングで、ルノーのアロンソ、フェラーリ2台に次ぐ暫定4番手に付けた。そして9番手出走の佐藤は、最初の区間ではバトンをしのぐペースだったものの、その後タイムをロスして暫定9番手。すぐ前のJP・モントーヤ(ウィリアムズ)には、僅か100分の3秒届かなかった。1回目予選の確定順位は、バトン8番手、佐藤は12番手。トップタイムは、昨年ポールポジションを獲得したアロンソだった。


 決勝レースのグリッド順を決める2回目予選。再び9番手から出走した佐藤は、第2区間までは順調にタイムを縮め、暫定でトップタイムをマーク。しかし終盤の11コーナーで姿勢を乱してスピン。グラベルに飛び出して、セッションは赤旗中断となってしまった。13番手出走のバトンがコースインしたのは、予選セッションが始まって1時間45分後。路面温度は依然として50℃を超えている。第2区間で最速タイムを出し、終盤若干タイムロスを喫したものの、R・シューマッハを100分の1秒上回る好タイムで、暫定2番手を獲得した。
 その後、1回目予選の上位陣がアタックするが、バトンは最終的に6番グリッドを獲得。開幕戦に引き続き、好ポジションからのスタートとなった。また佐藤は、アロンソが同じコーナーでスピンアウトしたものの、1回目予選のタイムが上回っていたため、明日のレースは最後尾からスタートすることになった。ポールポジションは、M・シューマッハ(フェラーリ)だった。

中本修平 エンジニアリング・ディレクター
「ジェンソンは頑張って、良いスターティングポジションを獲得してくれました。琢磨も第1、第2セクター共に速かったので、最後まで走れなかったことが悔やまれます。明日のレースに向けて、マシンセットアップも上手くいっていますし、タイヤも良さそうなものが見つかりましたから、ポイント獲得に向けて頑張りますよ」




レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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予選 結果 / レポート
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