最新記事
- 去り行くペレスにホンダ/HRCがメッセージ「...
- ペレスの後任は発表されず「角田かローソンの...
- レッドブルを離れるペレスにホーナー代表が感...
- レッドブル、セルジオ・ペレスのチーム離脱を...
- ブレンボ、F1やMotoGP、WRCなど2024年は69の...
- フェラーリ、サインツのために前例のない送別...
- 代表就任2シーズン目でタイトル獲得。マクラ...
- メルセデスを離れるハミルトンがフェアウェル...
- 【F1第24戦無線レビュー(2)】チームに26年...
- FIA会長が新たな口撃。常任スチュワードを望...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】ふたりの...
- フェルスタッペン、ルワンダで草の根レベルの...
レッドブルのペレスが自身2度目のポール獲得。フェルスタッペンをトラブルが襲う【予選レポート/F1第2戦】
2023年3月19日
現地時間3月18日、2023年F1第2戦サウジアラビアGPの予選が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)が自身通算2度目となる約1年ぶりのポールポジションを獲得した。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続いた。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手で予選を終えている。
日没も過ぎた現地時間20時、サウジアラビア西部・紅海沿岸の都市ジェッダに設けられた超高速市街地コースのジェッダ・コーニッシュ・サーキットを舞台に、気温26度、路面温度32度というコンディションのもと予選は開始された。なお、今大会ではC2タイヤがハード、C3タイヤがミディアム、C4タイヤがソフトと、開幕バーレーンGPからは1段階柔らかめのタイヤが割り当てられている。
■Q1:角田裕毅、0.01秒届かず
まず行われた18分間のQ1では、セッション開始から3分が経過したころで、最初のアタックに入ったニック・デ・フリースがホームストレートエンドで何らかのトラブルが影響したか、単独スピンを喫する場面も。
一旦はローガン・サージェント(ウイリアムズ)が記録した1分29秒721がターゲットタイムとなるが、サージェントがトラックリミットを取られてタイム抹消となり、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が1分29秒875で暫定首位に浮上。その直後ルクレールがこのタイムを上回るべく最初のアタックに挑むも、ここでは0.198秒届かず。
残り10分を切り、レッドブル勢もアタックへ。ペレスが1分29秒261をマークすると、フェルスタッペンがペレスを0.5秒上回る1分28秒761を叩き出し、好調ぶりを見せつける。
そんななか、ランド・ノリス(マクラーレン)が左フロントタイヤをわずかにウォールにヒット。マシンにダメージを負ってしまい、ガレージでの修復に時間を費やすことになり、ここで予選を終えることに。
一方、最初のアタックを遅らせたアストンマーティンだったが、アタックラップに入った直後のアロンソがターン2立ち上がりで単独スピンを喫してしまう。ただ、残り時間も5分弱というタイミングで仕切り直しのアタックに入ったアロンソは、暫定4番手に入ると、最終アタックで3番手にポジションを上げる。
Q1も終盤、サージェントがターン22でオーバースピードからの単独スピン。この周回には角田を含め複数人がアタックを敢行していたが、イエローフラッグが振られたことで仕切り直しとなる。角田は三度アタックに入ると、1分29秒929をマークして暫定15番手に。このままいけばQ2進出というところだったが、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポジションを上げ、角田は最終的に16番手となりQ1敗退となった。
結局Q1は16番手角田、17番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、18番手デ・フリース、19番手ノリス、そしてトラックリミット、スピン、そして最後のアタック時に左フロントにダメージを負いタイムを記録できなかったサージェントの5台がノックアウトとなった。
■Q2:フェルスタッペンをマシントラブルが襲う
続く15分間のQ2では、セッション開始2分ほどで各マシンがソフトタイヤでコースイン。まずは、アロンソが1分28秒757をマークし、これがターゲットタイムとなる。その直後にはルクレールも最初のアタックを敢行も、アロンソからは0.311秒離される。
その直後、フェルスタッペンはセクター2でわずかにテールスライドし、最初のアタックを中断。その翌周に再びアタックに入るも、ここでフェルスタッペンのマシンをドライブシャフトのトラブルが襲う。
フェルスタッペンのマシンはスローダウンとなり、ガレージに戻るとマシンを降り、ここで予選を終えることとなった。一方、ペレスが最初のアタックを敢行も、0.117秒アロンソに届かず暫定2番手となる。
残り2分を切りコース上が混雑するなか、全車が最後のアタックへ。この時点で11番手のサインツは最後のアタックで1分28秒957をマークして4番手に浮上。
そしてペレスが1分28秒635を叩き出し、0.122秒アロンソを上回りトップの座を掴む。ペレス、アストンマーティン勢、フェラーリ勢、メルセデス勢、アルピーヌ勢とマクラーレンのピアストリまでがQ3進出。
11番手ヒュルケンベルグ、12番手周冠宇(アルファロメオ)、13番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、14番手バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、そしてフェルスタッペンがノータイムでノックアウトになっている。
■Q3:ペレスが自身2度目のPP獲得
ポールポジションを決める最終Q3は12分間。昨年のポールシッターのペレスがガレージ内でコースインのタイミングを測るなか、セッション開始早々にアロンソ、ルクレール、サインツらがコースイン。フェルスタッペン不在のなか、誰がポールの座を掴むのか大きな注目が集まるセッションとなった。
ターン13でわずかに修正が入るも、アロンソが1分28秒925をマーク。その直後にはルクレールが1分28秒757をマークして暫定首位につける。残り7分を迎えようかというところでジョージ・ラッセル(メルセデス)が、ルクレールから0.115秒差の暫定2番手に浮上する。
ただ、ペレスが目の覚めるようなアタックで1分28秒265をマーク。ルクレールを0.492秒突き放すアタックでライバルとの圧倒的な差を見せつける。
迎えたラストアタックで各車ペレスのタイムを上回るべく挑む。アロンソがタイムアップも0.465秒差の壁を越えることはできず暫定2番手に。また、ランス・ストロール(アストンマーティン)がセクター1全体ベスト、セクター2自己ベストも、セクター3でのミスが響きタイムアップならず。そして、最後にルクレールが1分28秒420でペレスから0.155秒差の2番手に滑り込んだ。
フェルスタッペンがいないQ3でペレスが、ポールポジションを獲得。2番手にルクレール、3番手にアロンソが続いた。なお、ルクレールは3基目のコントロールエレクトロニクス投入により、10グリッド降格ペナルティを受けることが決定しており、アロンソがフロントロウ2番手からスタートする予定だ。
以下、4番手ラッセル、5番手サインツ、6番手ストロール、7番手オコン、8番手ハミルトン、9番手ピアストリ、10番手ガスリーというQ3トップ10となった。2023年F1第2戦サウジアラビアGP決勝は、日本時間19日26時にスタートを迎える。
(autosport web)
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |