中国石油化工（シノペック）が、長期のスポンサー契約を結び、Ｆ１中国ＧＰのスポンサーを独占的に務める権利を手に入れた。

　中国ＧＰは、超近代的な上海国際サーキットを舞台に、今年９月２４日〜２６日に初開催される。２週間後の日本ＧＰと共に、アジアでの２連戦を形成する。
「中国でのＦ１開催は、国際的なモータースポーツにとって、画期的な出来事だ。シノペックは、Ｆ１の拡大に喜んで協力したい」と、同社のリ・チュングァン副社長は述べた。彼はロンドンで、バーニー・エクレストンとの契約にサインした。
　シノペックは、中国最大の石油会社で、親会社の中国石化と共に、２００２年の『フォーチュン誌』世界企業５００社ランキング中、７０位にランクされた。シノペックはまた、世界第６位の石油化学会社であり、アジアでは第１位だ。
「中国がＦ１に最適な国であるのと同様、シノペックも中国Ｆ１グランプリにとって理想的なスポンサーだ」と、エクレストンは語っている。

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