スーパーライセンス発給に必要な走行距離が不足しているとしてチームと共にオーストラリアＧＰに参加できなかったミナルディのテスト兼リザーブドライバー、バス・ラインダースが１１日、フィオラノのテストトラックで３１５ｋｍを走り込み、ライセンス発給に必要な距離を走破した。

　ラインダースが規定の距離を走破したことで、今後彼に対するスーパーライセンス発給に向けた手続きが進められ、ラインダースは次戦マレーシアＧＰ以降、金曜日のテストセッションに参加できる見通しだ。
「天候こそあまり良くなかったけれど、今日のテストをすべて終了できてとても喜んでいる」とラインダースはテストの結果についてコメントする。「この地方一帯で雪がかなり降ったようだが、僕たちがテストを行っていたフィオラノでは雨が降り、１日中ウエットトラックを走っていた。北極にいるかのような気温を別とすれば、ノートラブルでテストを終えることができ、かなり満足している」
「いまはマレーシアに行けることを楽しみにしている。マレーシアでは、ミナルディ・コスワースのテストドライバーとしてＰＳ０４Ｂのシャシー開発に初めて正式に関わる予定だ」

• -
  ツイート
• 0
  シェア