F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

クルサード「タイトルの夢は消えたかも」

2004年3月11日

 2004年のタイトルを携えてマクラーレンを去りたいと考えていたデイビッド・クルサードだが、メルボルンでの不調によりこの希望は潰えたかもしれないと語った。
 先週末の開幕戦オーストラリアGPでクルサードは8位という結果に沈み、優勝したミハエル・シューマッハーとすでに9ポイント差をつけられてしまった。フェラーリの新車F2004の十分な信頼性レベルを見せつけられ、挽回は厳しいと判断したようだ。
「それでもマクラーレンはF1の2強のうちの1チームだと思っている」。マレーシアに向かうまでの1週間のオフに入るクルサードは、英デイリーテレグラフ紙に語った。「だが、この週末にふいにしたポイントを挽回するのは至難の業になるだろう」
 クルサードと僚友キミ・ライコネンにとって開幕戦の週末は散々で、ライコネンはニューシーズン初のリタイアとなり、クルサードもウイリアムズやルノー、BARにまで先を越される結果になった。
「難しいことじゃない。さらなるパワーと空力性能とメカニカルグリップが必要だということだ。車に十分な速さがないというだけのことなんだ!」
 チームはきっと状況を好転できると自信をもって続けるクルサード。「方向修正できるだけのしっかりした基礎がある。早々に問題を解決できるだろう」。決勝日のMP4−19の不調ぶりは、タイヤ選択のミスだったとも言う。
「選択ミス。理由は簡単だ」と明かす彼。オーストラリアGPでは初日から決勝日までに急激に気温が下がったことが仇となった。「ブリヂストンもすばらしいタイヤを用意して、それでなくても強力な(フェラーリの)パッケージをさらに強化することになった」
 マクラーレンのタイヤサプライヤー、ミシュランは、伝統的に高温のコンディション下でブリヂストンよりも強いといわれており、クルサードは次戦マレーシアとさらに続く新イベント、バーレーンGPで運気の流れが変わることを願っている。
 同紙によれば、チーム監督のロン・デニスは技術スタッフのトップらに非常招集をかけ、第2戦に向け問題の洗い出しにかかっているという。




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号