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新方式の予選に批判の声

2004年3月7日

 F1界の帝王、バーニー・エクレストンと、トップドライバーの何人かが、オーストラリアGPから導入された新方式の予選セッションについて、反対意見を述べた。
 去年は金曜日に予選1回目を、土曜日に予選2回目を行っていたが、今年から導入された新しい方式では、各ドライバーが土曜日に、事実上1時間半のうちに2回の予選走行を行うことになった。1回目のセッションは、前回のレースの順位によって走行順が決定し、2回目のセッションは、1回目のセッションのタイムが遅かった順に走行する。グリッド順は、2回目のセッションの結果だけで決まる。以前は、土曜午後の1時間のセッション中に全車がいっせいに予選走行を行っていたが、エクレストンはその方式を復活させたい考えだ。
「私見では、その方がはるかにエキサイティングだと思う」と、エクレストンはBBCラジオ・ファイブ・ライブで語った。彼はまた、タイムの積算を導入することも提唱した。「(方式が変更されたのは)上位に来られない低予算のチームが、予選中は速いマシンばかり注目されていて、自分たちが見てもらえないと言ったからだ」
 オーストラリアGPで優勝したワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハーも、予選後の記者会見で、予選の新方式を気に入ってはいないことを認めていた。
「何か新しいやり方を求めたのは、メディアと観客の側だったんだと思う。2、3年前に文句が出て、変更が行われた。それからさらに文句が出て、(また)変更が行われた。それでこうなったというわけだ。そして、今また文句が出ている。僕らとしては、あまり面白いことではないよ。僕らは手をこまねいて、ただ待っているしかないんだから」と、シューマッハーは述べた。
 フェラーリのチームメイトで、予選2位のルーベンス・バリチェロも、次のように述べていた。「正直言って、最初の走行は楽しくなかった。速く走る必要はなかったんだ。僕の言いたいことを分かってもらえればだけど。僕はむしろ、金曜日の方が頑張ろうという気持ちだった。それは週末の一部だからね。でも今日は、プッシュする必要を感じなかったよ」
“無意味な”1回目のセッションでトップタイムを出した後、予選3位となったファン−パブロ・モントーヤも、同じような意見だった。「最初のセッションでは、出ていってプッシュするのはとても難しかった。それに、ミスをしてマシンをクラッシュさせてしまえば、10位降格させられるし、エンジンも何も交換する時間がないんだ。最初の予選では、みんながただクルージングしているところを見ることになるだろうよ」




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