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【独自ランキング:2022年F1トップ10ドライバー】1位マックス・フェルスタッペン/シューマッハーを想起させた無敵さ

2022年12月31日

 2022年F1シーズンを通して、毎戦全20人のドライバーの評価/採点を行ったベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、シーズン全体を振り返り、独自の視点で2022年のトップ10ドライバーを選出した。10人のドライバーについての彼のレビューを添えて、カウントダウン方式で10位から1位までを紹介していく。


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■1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)


マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2022年F1第18戦日本GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 2022年のベストドライバーとしてフェルスタッペンを選ばない者はいないだろう。22戦中15勝を挙げ、シーズンを支配した。フェラーリの黄金期のミハエル・シューマッハーを思わせるような圧勝ぶりだった。


 シューマッハーと同様に、フェルスタッペンはチームから明確なナンバー1ドライバー待遇を与えられ、マシンは彼のドライビングスタイルに合うように開発された。RB18が序盤に示していたアンダーステア傾向が解決されると、フェルスタッペンはチームメイトにチャレンジされることはなくなり、大量のポイントリードを築いてドライバーズタイトルを獲得した。


 バーレーンではシャルル・ルクレールとのバトルに敗れた後にトラブルでリタイア、メルボルンでも完走を果たせなかったが、イモラ以降、状況が好転した。スパ・フランコルシャンでは今シーズン最も圧倒的な勝利を収めたが、彼にとって一番うれしかったのは、永遠のライバル、ルイス・ハミルトンを抜いて勝ち取った母国オランダでの勝利だったのではないだろうか。

2022年F1第15戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝
2022年F1第15戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝

 シンガポールとブラジルでは強さがなく、インテルラゴスでのセルジオ・ペレスに関連するチームオーダー無視問題は物議を醸したものの、2022年がフェルスタッペンにとって素晴らしいシーズンだったことは間違いない。

2022年F1第18戦日本GP タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とガールフレンドのケリー・ピケさん
2022年F1第18戦日本GP タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とガールフレンドのケリー・ピケさん

■2022年F1トップ10ドライバー(ルイス・バスコンセロス選出)

1位:マックス・フェルスタッペン
2位:ルイス・ハミルトン
3位:シャルル・ルクレール
4位:ジョージ・ラッセル
5位:カルロス・サインツ
6位:ランド・ノリス
7位:セルジオ・ペレス
8位:フェルナンド・アロンソ
9位:バルテリ・ボッタス
10位:セバスチャン・ベッテル



(Luis Vasconcelos)


レース

5/23(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/24(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/25(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ146
2位ランド・ノリス133
3位マックス・フェルスタッペン124
4位ジョージ・ラッセル99
5位シャルル・ルクレール61
6位ルイス・ハミルトン53
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン40
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム279
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム147
3位オラクル・レッドブル・レーシング131
4位スクーデリア・フェラーリHP114
5位ウイリアムズ・レーシング51
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム10
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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