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【独自ランキング:2022年F1トップ10ドライバー】7位セルジオ・ペレス/短期間だがフェルスタッペンと互角に勝負

2022年12月23日

 2022年F1シーズンを通して、毎戦全20人のドライバーの評価/採点を行ったベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、シーズン全体を振り返り、独自の視点で2022年のトップ10ドライバーを選出した。10人のドライバーについての彼のレビューを添えて、カウントダウン方式で10位から1位までを紹介していく。


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■7位:セルジオ・ペレス(レッドブル)


2022年F1第7戦モナコGP セルジオ・ペレス(レッドブル)が優勝
2022年F1第7戦モナコGP セルジオ・ペレス(レッドブル)が優勝

 ペレスは2022年は非常に好調なスタートを切り、ジェッダではマックス・フェルスタッペンを破ってポールポジションを獲得した。このころのペレスは、シーズンを通してフェルスタッペンと互角に戦い、タイトル争いに加われるという期待を抱いていたのではないだろうか。

2022年F1第2戦サウジアラビアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)がポールを獲得

 モナコでの勝利により、チームメイトとのポイント差はわずか15点になった。だが、レッドブルがRB18の開発を、シーズン序盤に抱えていた過剰なアンダーステアを解決する方向で進めていった結果、ペレスの輝きは薄れていった。シンガポールでは勝利を挙げたものの、それを除けばチームメイトに匹敵するような走りを見せることができなくなり、ランキングも最終的に3位どまりだった。


 シーズン序盤のパフォーマンスは予想されたよりもずっと良かったものの、シーズン後半戦には、過去に苦労した前任者ピエール・ガスリーやアレクサンダー・アルボンより良くないことが何度もあった。モナコGP前に2年間の契約延長が確定していたのはラッキーだったといえるだろう。それ以降まで交渉が長引いていたら、ペレスが2023年にレースシートを確保できたかどうか定かではない。


 とはいえリザルトの面では、ペレスのF1キャリアのなかでベストのシーズンであり、わずか3カ月とはいえ、フェルスタッペンを手こずらせたことは評価できる。フェルスタッペンがチームメイト相手にこれほど苦戦したのは、2018年シーズン序盤のリカルド時代以来のことだった。しかしペレスもリカルド同様、結局はフェルスタッペンに引き離されていった。

2022年F1第17戦シンガポールGP セルジオ・ペレス(レッドブル)の優勝を祝うチーム
2022年F1第17戦シンガポールGP セルジオ・ペレス(レッドブル)の優勝を祝うチーム


2022年F1第20戦メキシコGP 3位のセルジオ・ペレス(レッドブル)と家族



(Luis Vasconcelos)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
6/29(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ198
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル136
5位シャルル・ルクレール104
6位ルイス・ハミルトン79
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン22
10位アイザック・ハジャー21

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム374
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム199
3位スクーデリア・フェラーリHP183
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位マネーグラム・ハースF1チーム28
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム22
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー20
10位BWTアルピーヌF1チーム11

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