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フェラーリF1代表、信頼性の懸念によりエンジンの出力を下げていたと明かす。タイヤのデグラデーションにも影響
2022年11月24日
フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、フェラーリは2022年シーズン序盤にエンジントラブルに見舞われたことから、シーズン中のエンジン出力を「わずかに下げなければならなかった」と明かした。
フェラーリは今年3月の開幕戦バーレーンGPからパフォーマンスを発揮した。シャルル・ルクレールは開幕戦で優勝し、オーストラリアでも勝利を収めた。フェラーリとルクレールは、レッドブルとマックス・フェルスタッペンとタイトルを争う地位を確立したが、ここから得体の知れないトラブルに見舞われるようになった。スペインでは、ルクレールは首位を走行していたものの、ターボの故障でレースをリタイアした。
ルクレールはバクーでもエンジンに関連してリタイアを余儀なくされた。一方チームメイトのカルロス・サインツは、オーストリアで1-2フィニッシュを飾るチャンスがあったが、レース終盤にパワーユニットが故障し、マシンからは火の手が上がってしまった。
先週末のアブダビでビノットは、その期間の信頼性の懸念から、最終的にエンジンの「出力をわずかに下げざるを得なかった」と認めた。この止むを得ない変更によって、フロントタイヤのデグラデーションの問題がマシンに影響したほか、チーム自体の戦略ミスによるポイント不足もあり、チームとルクレールによるレッドブルとフェルスタッペンとのタイトル争いは、必然的に封じられてしまった。
ビノットは、信頼性の改善が2022年のチームの最優先事項だったと指摘した。
「それは我々の最優先事項だ。なぜなら優勝するためには信頼性が必要だからだ。だが今シーズンには信頼性がなかったし、シーズン中のバランスも同様だった」とビノットは語った。
しかしエンジンの耐久性だけが、この冬に向けたチームの焦点となるわけではない。
「ふたつ目はマシンスピードだ。我々は予選では非常に競争力があったが、レース自体では必ずしもそうはならなかった。タイヤのデグラデーションのせいだろうが、純粋なレースペースのせいであろうが、より上のポジションを得るのに十分ではなかった」
最終的にフェラーリは、戦略部門の組織改善に取り組んでいる。今年見られたように、ドライバーの努力を台無しにする手痛いミスを避けるためだ。だがビノットは、より速いマシンがあれば、戦略や戦略遂行の際のミスをカバーするのに、大いに役に立つと認めている。
「速くて信頼性の高いマシンを開発すれば、戦略やピットストップでミスをしたとしても、マシンの速さと信頼性で常に補うことができるものだ。その点に取り組む必要がある」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

