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王者レッドブルはフェルスタッペン、ペレス、ローソンが走行「すべてが正常で良い一日」と満足/F1アブダビテスト
2022年11月23日
11月22日、2022年F1最終戦の開催地であるアブダビのヤス・マリーナ・サーキットでF1全10チームが参加する2023年用タイヤテストが実施された。今季両タイトルを獲得したレッドブルF1からはレギュラードライバーのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、若手枠からリアム・ローソンが走行した。
2022年のF1シーズン中に年間17勝を達成してシーズン中の史上最多ポイントを獲得したオラクル・レッドブル・レーシング。第18戦日本GPではフェルスタッペンがドライバーズチャンピオンを獲得し、続く第19戦アメリカGPではコンストラクターズタイトルも決定させるという強さを披露してシーズンを終えた。
最終戦後、一日に渡り行われたアブダビテストには2台のマシンの使用が許可されていたことから、レッドブルは2023年用タイヤ評価の役割をレースドライバーに分担させ、午前中は“チェコ”ことペレスが、午後はフェルスタッペンが走行を担当。一方、テスト兼リザーブドライバーのローソンは今季のダブルタイトルを獲得したRB18で丸一日走行を行い、3名合計で275周を走行した。各ドライバーたちはテストの結果について前向きな姿勢を見せている。
アブダビテスト午前中を担当して計88周を走破し、1分26秒333というタイムを記録して13番手となったペレスは、「全体的に充実した午前中を過ごせたと思う」と語り、テストの結果に満足している。
「チームとエンジニアのために多くの情報を収集できたから、自分たちの仕事に満足している。新しいタイヤコンパウンドは今シーズンとかなり似た傾向があるけど、2022年のバージョンよりはフロントが多少強力だね」
「このサーキットではとても暑いコンディションのなかでタイヤを試したし、あらゆることがまだ始まったばかりだから、これからも学んで分析することがたくさんある。もっと涼しい気温でどのような挙動になるか興味がある。その方がレースでの気温を反映しているからね。マックスが午後に走行するときはそのコンディションになっていると思うよ」
そんなペレスからステアリングを引き継ぎ、午後の走行で76周を走行して1分25秒845で5番手につけたフェルスタッペンも「僕たちはプログラムを完了して、来年に向けて最初の基本的な理解を得ることができたから、うまくいったと思う」とテストを振り返った。
「最終的なコンパウンド構造で走ることはいつもいいものだけど、それぞれのコースでタイヤの挙動は異なるから判断が難しいね。それでも、何もないよりはあったほうがいいに決まっている。全体的にすべてのものが正常な挙動を見せていたから、良い一日だったよ」
また、レッドブルのジュニアドライバーでリザーブドライバーを務め、2022年はFIA F2でランキング3位となったローソンは、アブダビテストで計111周を走破して次のように述べている。
「今日のような日はとても重要だ。F1のテストはすごく限られているから、走行時間は本当に貴重なんだ。この走行機会と、来年の開発のためにチームを手伝うことができたことに感謝している。そして僕にとっても、このテストは重要な機会だ」
「F1マシンは、僕たちがドライブする他のカテゴリーのマシンとはまったく違っている。もちろんジュニアカテゴリーから進んでいって準備していくわけだけど、正直なところ何も準備などできないよ」
「今日のセッションはとても順調だった。丸一日をF1マシンで過ごし、走行中の感触は間違いなくさらに良いものになっていた。将来もこのような機会に恵まれることを願っている」
そしてレース中にはフェルスタッペンのレースエンジニアを務め、さらにレースエンジニアリング責任者でもあるジャンピエロ・ランビアーゼは、「自己満足に陥っている余裕などない。そのことはチームの誰もが完全に認識している」と語り、ダブルタイトルを獲得しながらも改善の手を緩めないことを強調した。
「2台のマシンに完全なプログラムを割り当ててテストに臨んだが、成功のうちに完了することができた。ドライバーたちはRB18を知り尽くしているから、彼らは2023年型タイヤの評価に集中した」
「リアム(ローソン)については、マシンとコースでのチームオペレーションに慣れることが最優先事項だった。特に彼が不可欠な役割を担っている、我々のシミュレーションツールとの相関性が重要だった」
「非常に貴重な一日だった。膨大なデータを持ち帰り、今後数日間で分析を行う。今回のテストの成果を来年のマシン開発に活かすことができるだろう」
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |