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琢磨、いざメルボルンへ

2004年2月28日

 開幕戦オーストラリアGPを1週間後に控えた本日、ホンダF1の記者発表が行なわれ、佐藤琢磨、ジェンソン・バトンらが開幕戦への抱負を語った。

 ウインターテストでのB.A.Rの好調振りが報じられるなか、会場となった都内のホテルには佐藤琢磨とホンダの活躍に対して、期待に胸を膨らませる報道関係者がたくさん集まった。
 チームはオフシーズン、コンセプトカーと呼ばれるテストカーと新車006で例年の2倍に相当する2万キロを走り込んだ。新たに導入される“1ウイークエンド1エンジン”の新レギュレーション用にホンダが開発したエンジンは、耐久性が増したのみでなく軽量かつコンパクトに仕上がった。さらに低重心化と重量配分の見直しによってマシンの旋回性能も向上したという。「テストは順調。このオフシーズンの勢いをレースにもつなげたい。ファンの方が抱える4年間の鬱憤を是非とも晴らしたい」と木内健雄F1プロジェクトリーダーも今シーズンのマシンに手応えを感じている様子。バトンと佐藤琢磨の顔にもタイトなオフを過ごした充実感があふれる。「ウインターテストは長距離走行にこだわった。その走行を通じて表彰台だけでなく、初優勝も狙える自信が湧いてきたよ」(バトン)、「すでにF1全体のイメージが掴めていますし、ほとんど毎週のようにテストを行ないました。マシンのテスト結果はもちろん、新エンジン、カーボン製ギヤボックスといったテクニカルな部分でもチームは進歩したという手応えがあります。開幕戦が楽しみです」(佐藤琢磨)
 今シーズンから一部の電子制御装置(ラウンチコントロール、フルオートマチックトランスミッション)が使用禁止になるが、これについて佐藤琢磨は「ドライバーの腕で勝負できる部分が増えたわけで、チャンスも広がる」とこれを歓迎する。
 また、ミシュランへのタイヤスイッチについての質問には「開幕戦を迎えてみないとハッキリしたことは言えないが、テストではタイヤのプログラムにも時間を費やした。ミシュランとの連携も素晴らしく、お互いのフィードバックが役に立つはず」とバトンは話し、ミシュランタイヤとのマッチングも問題なさそうだ。
 チームは会見後、オーストラリアに向かうべく慌しく会場を後にした。2004年シーズンはいよいよ3月5日(金)よりオーストラリアで開幕する。


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