最新記事
- レッドブルを離れるペレスにホーナー代表が感...
- レッドブル、セルジオ・ペレスのチーム離脱を...
- ブレンボ、F1やMotoGP、WRCなど2024年は69の...
- フェラーリ、サインツのために前例のない送別...
- メルセデスを離れるハミルトンがフェアウェル...
- 【F1第24戦無線レビュー(2)】チームに26年...
- FIA会長が新たな口撃。常任スチュワードを望...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】ふたりの...
- フェルスタッペン、ルワンダで草の根レベルの...
- 【F1第24戦無線レビュー(1)】ピアストリが...
- 11番目のF1チーム、社名から正式にアンドレッ...
- キャデラックF1は経験あるドライバーとアメリ...
フェルスタッペンが今季6度目のポール。好調メルセデス勢、2番手ラッセルが痛恨のミス【予選レポート/F1第20戦】
2022年10月30日
2022年F1第20戦メキシコGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今シーズン6度目のポールポジションを獲得した。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスの天候は晴れ。気温24度、路面温度49度というドライコンディションだが、路面温度は金曜日以上に高くなっている。そんななか、現地時間15時にQ1が始まった。
まずは最初のアタックで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分19秒505でトップに立つ。レッドブルはセルジオ・ペレスが2番手に続いたが、フェルスタッペンは1分19秒222でルクレールを上回った。FP3で速さを見せたハミルトンは、1分19秒527で3番手。だが、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がハミルトンをわずかに上回り1分19秒523で3番手につけた。
最初のアタックを終えた時点で10番手のペレスは、ユーズドタイヤで再度アタックを行い、1分19秒706で6番手に浮上。そのペレスを上回るタイムを残したミック・シューマッハー(ハース)だったが、ターン2でのトラックリミット違反により、タイムを抹消された。
残り2分を切る頃には3番手ボッタス、4番手ハミルトンをはじめ、7番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)以下の計16台が最後の計測へ向かう。角田は1分19秒907で9番手、チームメイトのピエール・ガスリーも1分20秒256で12番手とアルファタウリは揃ってQ1を通過。シューマッハーとセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は1分20秒419という同タイムをマークするも16番手、17番手でQ2進出ならず。ランス・ストロール(アストンマーティン)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)もQ1敗退となった。
続くQ2では、開始から2分が経過したところでようやく各車がコースイン。フェルスタッペン、ペレス、ルクレール、サインツ、ケビン・マグヌッセン(ハース)など一部のドライバーがユーズドタイヤを装着している。
新品タイヤを履くハミルトンが1分18秒552、ラッセルが1分18秒565で1-2につけた。フェルスタッペンが1分18秒934で3番手に並ぶが、ここでもボッタスが1分18秒780で3番手と上位に食い込んだ。5番手にはコンストラクターズ選手権4位を争うアルピーヌのエステバン・オコンが続き、フェルナンド・アロンソは9番手。フェラーリはルクレールが6番手、サインツが8番手だ。1回目のアタックを終えた角田はトップから1.061秒差の11番手だ。
一度各車がピットに戻ったタイミングで、コース上はペレス1台のみに。母国の観客による大歓声のなか、ペレスは1分18秒615で3番手に浮上した。
終盤はメルセデス以外が新品タイヤを履いて最後のアタックを行う。フェルスタッペンやサインツらがタイムを上げた一方、ノックアウトゾーンの角田は自己ベストタイムを更新できず13番手。ガスリーも14番手と、アルファタウリのQ3進出は叶わなかった。そのほかのQ2敗退は11番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、12番手周冠宇(アルファロメオ)、15番手マグヌッセンだ。
12分間で争われる最後のQ3では、ペレスが先頭でコースに出て行った。まずはそのペレスがセクター2、3で全体ベストをマークして1分18秒153を記録。サインツ、ルクレール、ランド・ノリス(マクラーレン)らがそれに続き、フェルスタッペンはペレスを0.2秒上回る1分17秒947というトップタイムを叩き出した。0.1秒差でラッセルが2番手につけるが、ハミルトンはトラックリミット違反でタイムを取り消されてしまう。
タイミングをずらし、コース上に誰もいない状況でアタックに臨んだフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、1分18秒939とこの時点で7番手につけた。
残り4分を切って、各車が最後のアタックへ向かう。ペレスは自己ベストを更新したものの順位は変わらず。フェルスタッペンはセクター1、3で全体ベストをマークし、1分17秒775でポールポジションを獲得した。フェルスタッペンのポールポジションは第18戦日本GP以来、今季6度目となる。
メルセデス勢は、ラストアタックのラッセルにミスがあり、フェルスタッペンに0.304秒届かず2番手。ハミルトンは1分18秒084で3番手だった。母国レースを迎えたペレスは4番手、5番手以下はサインツ、ボッタス、ルクレール、ノリス、アロンソ、オコンとなっている。
なお、15番手のマグヌッセンは、ICEを交換したため5グリッド降格ペナルティを受けることが決まっている。また18番手のストロールには、前戦アメリカGPでアロンソとの接触を引き起こしたとして3グリッド降格ペナルティが科されている。
(autosport web)
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |