レッドブルF1がコストキャップ違反を認め、ペナルティを受け入れか。金曜にFIAとの合意を発表の見通し
2022年10月28日
レッドブル・レーシングが、2021年コストキャップ規則違反を認め、ペナルティを受け入れることでFIAと合意したようだ。FIAとレッドブルは、メキシコGP金曜に、『違反容認合意(Accepted Breach Agreement)/ABA』を結んだことを発表するものと考えられている。
『BBC』と『Sky Sports』は、ペナルティは罰金と空力テストの削減になると推測、『BBC』は罰金は数百万ドル(数億円)レベルになる可能性があると伝えている。
2021年からF1チームに対するコストキャップが導入され、この年の支出上限額が1億4500万ドル(約212億円)に定められた。各チームが提出した財務書類の監査を行ったFIAは、今年の10月10日にその結果を発表。2021年にレッドブル・レーシングは手続き上の違反に加え『軽微な支出超過違反(Minor Overspend Breach)』を犯していたこと、アストンマーティンは手続き上の違反を犯していたことを発表した。
コストキャップ上限額の5パーセント未満の違反は、『軽微な支出超過違反』とみなされる。、5パーセントは725万ドル(約10億円)であり、『Sky Sports』によると、レッドブルの超過額はおよそ180万ドル(約2億6000万円)とみられるということだ。
レッドブルは、違反を犯してはいない、あるいは違反により何らかのアドバンテージを得てはいないと主張し続けてきた。クリスチャン・ホーナー代表はアメリカGPの週末、現状を尋ねられた際に、FIAから『違反容認合意(ABA)』のオファーを受け、話し合いを行っているところだと語った。
ABAを結んだ場合、チーム側は、財務規則に違反したことを認め、決められた制裁措置、強化される監視手順を受け入れて順守し、ABAに異議を申し立てる権利を放棄しなければならない。ABAを結ぶことを拒んで、コストキャップ裁定委員会(Cost Cap Adjudication Panel)に審査を委ねることもできるが、ABAを結べばペナルティの範囲が限定される。ABAの場合、レッドブルは、マックス・フェルスタッペンによりドライバーズタイトルを獲得した2021年のポイント減点というペナルティを受ける可能性がなくなる。
レッドブルは、ABAを結び、10月28日にそれを正式に発表予定であると広く伝えられている。手続き上の違反があったとみなされたアストンマーティンも、FIAと合意を結ぶものと考えられている。
(autosport web)
関連ニュース
5/30(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/31(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

